電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

TWSBI社のプランジャー式万年筆VacMiniが再度お騒がせ

2019年03月22日 06時01分36秒 | 手帳文具書斎
いろいろとお騒がせなTWSBI社のプランジャー式万年筆VacMiniですが、しばらくパイロットのブルーブラックを入れておとなしく使っていたのに、ある日、突然に指がインクで汚れることに気がつきました。見ると、キャップのねじ山も青色に汚れています。おや? インクが漏れたのかな? ティシュペーパーで拭き取ったら、なんともインク漏れがひどい。よくよく観察してみると、キャップがはまるねじ山の部分に、縦に7~8mmほどのひび割れが入っています。試しにピストンを引き押しして見ると、ここからインクが噴出! これは素人の手には負えないと判断して再び販売店に連絡を取り、送付して対処をお願いしました。さっそく胴軸の部品交換等の対応をしてもらい、先日、きれいになって戻ってきました。販売店の丁寧な対応に感謝しているところです。

それにしても、TWSBI社の万年筆ではダイヤモンド580ALラヴァーを愛用していますが、こうしたトラブルは皆無なのに、なぜ私のVacMiniはトラブルが続くのだろう? 不思議に思っていろいろ検索してみると、同社の製品で首軸がアルミニウム製になる以前は、この種のクラックが発生するトラブルが散見されました。素人考えではありますが、透明度の高いプラスチック素材の耐久性の問題というか、締め付けトルクに対する限界値がシビアなのかも。だとすれば、問題の改善のために必要な部品に金属を使って対応するのは合理的です。同社の製品のうち初期型に属するものは、こうした可能性があることを念頭に置いて選ぶ必要があるのかもしれません。

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