電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

通勤時にずっと音楽を聴いてきたので

2019年03月25日 18時01分18秒 | クラシック音楽
クラシック音楽に親しむようになって半世紀以上になりますが、音楽を趣味にすることを続けられたのには、いくつかの要因があると思います。その中で、とくに影響力が大だったのは、通勤時にカーステレオで音楽を聴く習慣(*1)でしょう。ごく若い頃、1970年代末から1990年代前半にかけては、マイカーではカセットテープの全盛時代でした。車で言えば、日産オースターとパルサー・ディーゼルがそれにあたります。次がCDの時代。日産マーチとティーダ・ラティオで、1990年代後半から2015年までがこれに当たります。そしてそれ以降から現在まで、現用のマツダ・デミオ・ディーゼルで、.mp3や.oggファイル等をUSBメモリにコピーして聴いているところです。

そういえば、20代の子育て初期にも、音楽を趣味とするうえでの危機がありました。当時はLPの時代であり、幼児はレコードプレーヤーの天敵です(^o^)/
結局はLPをカセットテープにダビング(*2)し、通勤時にそれを聴くことで音楽への渇きを癒やしていたように思います。

さて、では完全にリタイアして通勤がなくなったとき、まとまって音楽を聴く時間をどのように取れるのだろうかと考えると、意外に難しいのかも。ロードノイズに悩まされ、条件は決して良くはないのだけれど、突然の電話や来訪者、様々な家事などに中断されることなく、ある意味、運転と音楽を聴くことに専念できる貴重な時間だったのだなあ。

(*1):通勤の音楽の今と昔〜「電網郊外散歩道」2007年6月
(*2):マーラー「交響曲第4番」を子守唄にした子が〜「電網郊外散歩道」2006年5月


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