1945年4月18日、伊江島で戦死したアーニー・パイルはどのように死を迎えたのか?謎解きのように物語が展開する。44年にピューリッツア賞を受賞した従軍ジャーナリスト、アーニー・パイルの記念碑が伊江島に建っている。思いがけない歴史の真実に目を向けさせたこの物語に惹き込まれていた。舞台の冒頭にアーニー・パイル記念碑が建っている。そして舞台の右端に小さなデスクと椅子だ。なぜだろう。物語が進むにつれてその . . . 本文を読む
琉球舞踊の「うむい」、宮城幸子さんの舞踊を意識的に鑑賞したことがないのですが、手の所作、動きに惹かれました。他の舞踊家(組踊の人間国宝の宮城能鳳さん)とも異なる手の表情ですね。ピタッと五本並べて踊るわけでなく幾分指と指の間隔があいているのですね。紺地の着物も地味ながら気品がありますね。辻の美らジュリの思い(うむい)でしょうか。女踊りの一人踊りは「花風」からはじまったのでしょう。手の所作に戦前からの . . . 本文を読む
この宮城茂雄さんの「諸屯」の手の動きを見るとやはり柔らかく、指がピタッとしていないですね。指の間隔に余情が感じられます。この間、ずっとそうした舞踊の形態だったのでしょうか。ちょっとすこし追いかけてみなければです。人間国宝宮城能鳳さんの「花風」の動画もありますが、以前の硬いイメージの女踊りに、柔らかさが感じられます。雑踊りと近い型が女踊りにもあるのですよね。なるほどです。ただ花風はたしかに現代の女踊 . . . 本文を読む
CNNやBBCなど西欧メインメディアとやや異なる報道が見られる。流し聴きだが、映像も異なる点がいいね。プーチンの50分の映像をそのまま流したり、ウクライナ大統領とプーチンの経歴を並べて報道したりしている。LIVEで流している。米国のメイン・メディアはプーチンのアメリカのFAKE(イラクに大量破壊兵器があったという)の部分を無視のようだ。FACTチェックのスピーチが公開されている。(ジャーナリズムが . . . 本文を読む
これからは寅年は猫年だと思って猫ちゃんたちの特別の年にしょうと考えていて、今年がまさに猫年ゆえに、大事に家族のメンバーの猫たちと過ごしている。彼らは音に敏感で、庭で一緒にいても、気になる音がすると、霧散する。すぐ家の中に飛び込んでいく。しかし猫が20年も長生きすることを知ると、自らの20年後を考えて心配になったりする。野良猫が後を追いかけてきた家族の一人は、将来は沖縄から離れるかもしれないので、「 . . . 本文を読む
マクロンさんは、PCR検査をすると氏のDNA、つまり遺伝子情報をロシア当局に手渡すことになるという事で、拒絶したのである。つまりPCR検査は何のためにするのか、DNA、遺伝子情報の収集だということが公になったのである。そもそもPCR検査はそれを発見したノーベル賞受賞者キャリー・マリス博士がそうした検査への利用を否定している。よく知られた話で、SNSの情報通のみなさんはよくご存知でここで指摘するほど . . . 本文を読む
ホモサピエンス最後の世代になる皆へのスピーチだが2018年バージョンと2020年バージョンがある。この2つの動画をUPしての課題だが、フォーカスによって学生たちのエッセイは幾分異なった。新しいスピーチは2018年度のスピーチよりより記号的で明快になっている印象だ。若者たちがどう捉えたか興味を持った。なかなかいい。いくつか紹介したい。動画は英語と日本語字幕の両方がついていて分かりやすい。BはBiol . . . 本文を読む
眼鏡店に行った帰りに海沿い、河口の公園に立ち寄った。いつもの散歩道、昼間なので公園を歩く人もジョギングする人も少ない。冬の装いは明るさがない。小さなモクマオウ並木はすっかり茶色になり、あの青いベンチは汚れて、ユウナの木のおばさん猫が夏に住処にしていた場所は、冷たい風が通り過ぎるだけである。おばさんは逝ってしまったのかもしれない。生き物の宿命を誰も彼も生き生かされている。桜は散りかけ、何故か年月がた . . . 本文を読む
友人からの紹介で知った。旧二十日正月の催しがない中で、改めて「吉屋チルー」を観る意義はあるのかもしれない。来年は、こちらの企画でシンポジウムを開催しようかな〜などと思った。なんとパネラーの皆さんはどなたも今日が旧二十日正月だということに言及していなかった。「吉屋チルー」の映画に字幕がついた事、それが目玉の初公開である。今後日本語字幕がついて、沖縄はもちろん、日本中で放映できる体制になった。肝心の吉 . . . 本文を読む
苦菜ともめん豆腐の和え物はいつ頃から沖縄料理として登場したのだろうか。豆腐が誕生してからのことだろうけれど、自然食品のように重宝されている。自分で料理したことはほとんどなかった。苦菜は葉をかじってみるとやはり苦い。しかし豆腐と混ぜるとおいしい一品になる。琉球料理に和え物として登場するが、普段に食べてはなかった。 不思議とこの小さな庭に前から生えていたようで、雑草ではないので、引き抜かないでそのま . . . 本文を読む