(フェンスが消えない沖縄、フェンスは増殖する!)
『戦争と文学ードイツ、日本、沖縄の眼差し』 & . . . 本文を読む
カナダの大企業(トヨタやホンダの自動車企業と銀行が筆頭)もまた女性幹部排除みたいですね。それが堂々と発表されるのがいい。アメリカより非暴力的で忍耐強く平等意識が強く無料の医療システムなどで評判が高いカナダでも大企業に女性幹部は少ないという異議申し立てに読めたが、日本の大企業はどうなのだろう?(皮肉ってトヨタやホンダの親会社(国)もそうで相性がいいと書いている)
ましてあらゆる公の機関や組 . . . 本文を読む
南西諸島が厳しい!勇気のある投稿ですね。体制翼賛的な日本の潮流に飲み込まれない意思表示です!アジアの一員としての日本!アメリカの片棒を担ぎながら経済が潤ってきた日本。かつてのアジアの冥王の日本ではない。第二次世界大戦で2000万人ものアジア人が殺されたという。日本人は300万人、そしてー?戦後27年間、アメリカ占領下にあった沖縄、終わりのない戦後は治外法権の基地がドスンと居直り続ける。基地からのメ . . . 本文を読む
「アジアの一員に戻れ」の見出しがいいね。アジアの盟主だと大きな顔をした日本にアジアの一員に戻れのメッセージである。はるか沖縄の上空から戦闘機が暴音を奏でている。昨今はそれがひどい。かなたで起こっていること、隣のテレビのコマーシャルのパターン化した声(機械的なリズム)もものすごい騒音だが、この落差の中にいる。これらのテレビの音、声に麻痺されながら日常の孤独を癒している人々も多いのだろう。また戦闘機が . . . 本文を読む
(船頭主の瀬名波孝子さんとハンドー小の赤嶺啓子さん)
国立劇場おきなわ小劇場は熱かった。夜の部を見た。資金が幾分潤沢に使えるという事は、舞台美術にも影響がでる。セットがきちんとして、演技にも張りが見られた。なるほど、これが助成と組織力、いい舞台を見せたいという志の結果かと、感心した。
「美人妻 情の妻」は別名「妻貸します」である。以前も見たことがあるが、歌劇でありセリフ . . . 本文を読む
いつも男役を演じている中曽根律子さんのあやーめーの役柄には不思議なあいらしい姿が印象に残った。首里の殿内のあやーめーの役柄である、おっとりとして、どこ吹く風でいつも祖先祭祀を気遣っている女性の姿である。彼女の中に今に続く沖縄の風俗習慣が込められているのである。つまり位牌相続の心配に明け暮れる沖縄のあやーめーの姿はある面そこだけ牧歌的に描かれる。あわてることなく孫の里之子が中城のウサ小に子供を懐妊さ . . . 本文を読む
まだ念頭には真喜志康忠、北島角子、八木政男、間 好子さんたちの舞台の記憶が残っている。それゆえに比較してみている冷めた目があったのは確かだ。若い!ウさ小は若い!踊りもうまい!それでいて水のような軽やかさをもった人物である。水のような個性である。一方でヤードゥイの前栄城家、侍の気位の高い家の娘マズル(伊良波さゆき)は現実感覚(時勢の流れ)の持ち主である。地頭代の家(大門家)の地頭大門の主(玉城盛義) . . . 本文を読む
「八月十五夜の茶屋」との関係で読んだが、以前「沖縄の蝶々夫人」の題で研究発表したことがあり、蝶々夫人のオペラから「ミス・サイゴン」のDVDやCDまで観たり聞いたりしたのだが、この間ずっと念頭にあるテーマなのだと納得する。さてどう着地点を求めるか問われているのだが、「蝶々夫人」の系譜は実は『八月十五夜の茶屋』の中にも包含されていると納得させる。小川さくえさんのこの本は読みやすく、概説的で取り上げた作 . . . 本文を読む
(つぶやき)1
市川先生とのメールのやり取りで題が決まりました。中身はどんどん詰められていきます。ご期待を!沖縄の詩人と詩はサプライズにした方がいいのだろうか?民謡の「屋嘉節」を会場で最後に唄ってもらうのもいいかもしれない。
(つぶやき)2
思うに沖縄の文学といえば戦争を描いた作品は多いのである。何らかの形で戦争の爪痕が出てくる。もうそれは宿命のような沖縄島である。戦後はまだ終わっていない、 . . . 本文を読む