確か「イージーライダー」は以前観たが、「テルマとルイーズ」は全く念頭になかった。映画が放映されたのは1991年、あまり動けなかった時代だ。つまり映画を観ていなかった。 しかし衝撃的な映画だった。フェミニズムの潮流との兼ね合いもある作品だが、「イージーライダー」のロードムービーと比較したら面白いかもしれない。テルマとイーズが追い詰められてメキシコへと向かう。すべての女性の属性や、それに付随する価値観 . . . 本文を読む
3回の合間を置いて、三日間で観た。冒頭が血なまぐさくて観る気が失せたが、検索してみると、なかなかいいい評価だったので、翌日また続けて観て、結局全部観終わるに時間がかかった。もう一度最初から最後まで通して観たいと思う。 Waiting for Godot!ベケットの有名な不条理劇が脳裏をかすめた。God=Dog?茶化して神様は犬だからなのダジャレがある。ゴドーを待ちながら - Wikipedia 面 . . . 本文を読む
「八月十五夜の茶屋」の類似作品ですね。前にどなたかが取り上げていたのですが~、ちょっと思い出せない。しかし、ネットを検索すると、いろいろな情報が開示されています。無常の世の中ですが、無常を超えるのもあるのですね。Cry For Happy (1961) - Glenn Ford & Donald O'Connor
Glenn Fordさんは、「八月十五夜の茶屋」でもコ . . . 本文を読む
渡久山幸功さんや名嘉山リサさんの英文論文をしっかり読めた方々にも見えないが~、いったいどんな言葉が飛び出すのだろう。渡久山さんや名嘉山さんのどちらかでもメンバーに入ったらいいけれど、特に渡久山さんの小説と戯曲の比較や、名嘉山さんの映画の分析はとてもいい!またすでに英語で書かれた秀逸な修士論文もある。これはこのシンポジウムに参加するどなたも読めていないはずだと思うが~。このブログでも論をすこし展開し . . . 本文を読む
この映像が消去されるまえに視聴したいです!キャンセル・カルチャーについても話しています。現在の混沌とした世界を彼がどう見ているのか?です。Werner Herzog vs Piers Morgan | On Putin, Hollywood Cancel Culture And More
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パニック障害、リストカット、拒食症など、実際にCoccoさんが潜り抜けてきた人生そのものが作詞作曲した歌に表象され、そして生身で演じていくという、凄まじい映画だった。 少女のリストカットは実際、この家に一時避難してきたような少女のリストカットの傷跡を見て知った。生きているという実感を得るために自らの手首を剃刀で切った痕は信じられなかったけれど本当だった。自傷行為の原因は学校での教師によるパワハラの . . . 本文を読む
確か坂手洋二さんのブログでも言及されていて、「観なければ」と思い立った。朝一本の上映の日曜日だった。シネマQはよく来るわけではないので、多くの若者を見て驚いた。映画は人気があるんだ。 以前アマゾンプライムでやはり役所広司主演の映画「すばらしき人生」を観て、、感銘を受けたので、なぜかその映画とどことなく類似する点が感じられた。しかし驚いたのは、「すばらしき人生」が身分帳 - Wikipediaという . . . 本文を読む
(ホーリーバジルがベランダで咲いている!)1964年にサミュエル・フラー監督は、すでに昨今問題になっている性虐待やペドフィリア ( 英: pedophilia )、幼児・小児(通常13歳以下 )や15、16歳を対象とした性愛・性的嗜好の問題を取り上げていたのである。 ジャニー喜多川さんの問題は、長い人類史の氷山の一角ということになる。アマゾンプライムでアカデミ賞を受賞した「スポットライト世紀のスク . . . 本文を読む
ユダヤ人の少年が疎開先の叔母の家から過酷な状況で放浪し、アウシュビッツから生還したかのような父親に再会するまでの物語だ。少年の遍歴と様々な村人との出会い、ソ連軍と共にしたエピソードも含めて、興味深い。東欧とおぼしき地域の人々の生きざまと少年の異端者としての立ち位置の軋みの中で物語はエピソードが並ぶ形で流れる。モノクロの画像のインパクトがある。戦争の過酷さを少年の目線から描いた小説の映像である。 . . . 本文を読む