志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

ハン・ガンさんがノーベル賞受賞の少し前に知人から速達が送られてきた。彼女の小説についてだった!

2024-11-26 18:24:38 | 小説
しかし、広島在住のご夫婦がまた引っ越しをするとの連絡があったが、ひょっとしたら済州島などなのだろうか、と予見をしたりしたが、深くコミットできないままにいた。その後でハン・ガンさんのノーベル賞受賞がおおきく伝えられた。送られてきたのは彼女の小説についての解説の部分だった。 メールに軽い返事をしたままで、この間、コミットを怠っていたことが悔やまれる。東京の一ツ橋大学のすぐ隣の素敵なマンションでお世話に . . . 本文を読む

あの泣き虫少女で、本だけ読みまくっていた姪が琉球新報短編賞のニュースが入ってきた!

2024-01-28 15:01:51 | 小説
 (琉球新報 1月28日、24)その前にかわいい赤子の誕生の写真が送られてきて、そして今朝新聞一面に「新報短編賞」の記事が~!新報短編賞は、沖縄では芥川賞をイメージさせる文学賞だ。又吉栄喜さん、目取真 俊さんがまず新報短編賞を受賞しているゆえに~。なぜか他界した母の顔が浮かんだ。母に幼いころから可愛がられた女の子だった。そしてその母の晩年の姿を随筆に描いた。それが泣かせた。母の笑顔が浮かんだひと時 . . . 本文を読む

直木賞作家深田祐介の『バンコク喪服支店』の中に「火牛の海」という短編が入っている。「この主人公は私の父をモデルにしているのよ」と、知人が話した。早速読んだ。

2023-10-12 06:33:30 | 小説
復帰前の沖縄は米軍統治下にあった。この「火牛の海」は、沖縄本島の国頭の小さな村落に生まれた佐和田真平(小説の名称)が、山原船で北部の木材(木炭)などを与那原まで運送、那覇からは生活物資を運ぶ運輸業で財をなし、やがて博労として牛馬豚も運送してきた先祖の代からの生業から、やがてはオーストラリアやアメリカから牛を輸送する大きな肉牛マーケットを生み出した事柄をノンンフィクションの形式で書かれた物語である。 . . . 本文を読む

「ハンチバック」のラストの曖昧さ!しかしいい批評があった!目から鱗。選考委員よりいい解説!

2023-08-14 00:31:17 | 小説
(備忘録)市川沙央「ハンチバック」のラストを考えてみる|あの時は正しく、今は…(satoshi_tosa) (note.com)市川沙央「ハンチバック」のラストを考えてみる|あの時は正しく、今は…(satoshi_tosa)一筋縄ではいかない、すごい小説を読んでしまった。 タイトルのハンチバック。 読み進めるまでその意味が分からなかった。知らなかった。 途中出てくる「せ . . . 本文を読む

追記 ⇒ 「重度障害者の受賞者、なぜ“初”なのか考えてもらいたい」芥川賞・市川沙央さん、読書バリアフリーを訴える

2023-07-20 22:38:41 | 小説
石川沙央さんの「「ハンチバック」 は是非読みたい。ネット上ですでに20年間小説を発表してきた作家だ。覚悟が違う。紙媒体だけではなく、オンライン上に小説が飛び交っている。小説は読み終えた時、続きとしてこのサイトに~。MSN当事者の立場から、必ずしも積極的に描いたのではないことが後半に明かされる。しかし、虚構体とも~。『ハンチバック』はベストセラーNO1、で地元の書店でも売り切れでアマゾンに注文した。 . . . 本文を読む

ラジオドラマ「泥の河」宮本輝と「角筈にて」浅田次郎を拝聴!

2022-02-17 04:47:00 | 小説
やはり機械的な作業をしながら少し古い物語を聞いた。ラジオドラマというか、小説の朗読である。パソコンの前でずっと学生たちの課題を確認して返却したりしているが、クラシック音楽は、いつものパターンだが、変化をもとめて、小説やドラマだ。「泥の可」も「角筈にて」も、また「花まんま」朱川湊人も面白かった。泥の河が第13回太宰治賞を受賞していることや、映画がある事も知らなかった。終戦から10年の大阪、川岸のうど . . . 本文を読む

ミステリー小説⇒『首里城火災の秘密』~自衛隊特殊部隊による人工火災

2021-09-07 11:38:13 | 小説
【ここだけの小耳に挟んだ話】この題名で今、ミステリー小説を書いている方がいます。なぜ特殊部隊が火災を起こしたのか、それは単純に辺野古埋め立て推進のためという筋書きのようです。辺野古へのメディアや国民の関心をそらすことが目的で、それは一応成功した物語ですが、実際当日火災を起こした、母親が沖縄出身で父親が北海道出身の主人公を中心に特殊部隊内部の人間関係、彼と沖縄出身の恋人かなえとその家族、辺野古埋め立 . . . 本文を読む