偶然、木部先生について書いたブログの項目が出てきた。なつかしい。言語と方言について、気になっていたが、その中で東京外国語大学で講演したドラルド・キーンの講演動画がUPした。備忘録![東京外国語大学:講演・講義] ドナルド・キーン博士特別講演「私と外国語」
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那覇市文化協会の「うちなーぐち部会」が中心になって制作したという「くがにくとぅば暦」いいね! 「うちなーぐち部会」は月1回だけの活動だが、中には琉歌大賞を受賞した方や、大学でうちなーぐちの講義をしている方や、宮良信詳先生のような「うちなーぐちは独立言語」と主張されている研究者も顧問として会を盛り立てておられる。会員の皆様のうちなーぐちの会話力はすばらしい。長年取り組んでこられた方々の実績は大きい。 . . . 本文を読む
あらぐしく米子先生のうちなーぐちエッセイは知的です。先生が書かれたエッセイを読みながら音読が聞けるのは幸いです。後からまねて練習するとウチナーグチが話せるようになるのかもしれませんね。あらぐしく米子しんしー「沖縄語(うちなーぐち)ぬ表現法(かちかた)ぬ勉強会(びんちょーくゎい)」(隔月誌『琉球』2023年9月号 しまくとぅばコラム)
「沖縄」の書き方も3通りもあるのですね。うちなあ、うちなぁ、う . . . 本文を読む
パソコンで表記できないような言葉があったりで、正書法の大変さ、ルビにしてもまた適切な日本語の漢字を用いるにしても、もともとの沖縄語をよく知っていなければたいへんです。実際にひらがなで書かれたうちなーぐちの文章に漢字を当てはめるのも、多様な意見があり、類似する漢字と意味のすり合わせが要求されます。 うちなーぐちが得意だった知人の物語を、彼女の話していたうちなぐちで表記するために表記の勉強会に参加して . . . 本文を読む
沖縄県が指針として公表している「沖縄語表記」には、問題がある様子で、中心の方言学(なぜか言語学ではなく)の研究者の姿勢は、曖昧なのらしい。アバウトの感覚で、どうぞ好きなように表記して下さい、とのスタンスだと言う。 つまり、体系としてしっかりした理論に基づく表記法を提示出来ない(途上)の提案が、現状だと拝聴して、驚いた。 しかもなかなか表記しづらいキゴウまで使っているのらしい。 宮良先生の今日の講義 . . . 本文を読む
しまくとぅば連絡協議会副会長のあらぐしく 米子先生は、うちなーぐちを専門的に何十年も学び、かつ指導してきた方なのですね。那覇市文化協会に初めて「うちなーぐち部会」ができてもうかれこれ20年になるとのことです。最初の会以降何回か参加したことがあったのですが、その後自分の研究テーマや博士論文などに取り組んでいて、出席が途絶えていました。それからずっと会を支えてきたのは、名嘉山秀信さんやあらぐすく米子 . . . 本文を読む
琉球諸語(沖縄諸語)は独立言語なのか、それとも方言なのか?宮良信詳氏は八重山出身だが、きれいな首里言葉で流暢にお話します。方言派(波照間、狩俣など)と言語派に分かれるアカデミックな研究者の中で、沖縄語の独自性を追求してこられた研究者です。お勧めの一冊です。芸能・文化『うちなーぐち しくみと解説』 一般向けの優れた文法書2019年12月8日 13:23『うちなーぐち しくみと解説』 一般 . . . 本文を読む
今日の午後、那覇市文化協会の「うちなーぐち部会」で「しまくとぅば連絡協議会副会長」のあらぐしく 米子さんとお会いして、この動画にたどり着きました。とてもいいお話ですね。あらぐしく米子しんしー「しまくとぅばっし 人権回復(とぅいむどぅ)さな」(隔月誌『琉球』2023年5月号 しまくとぅばコラム)しまくとぅばで人権回復を! 「うちなーぐち」部会のみなさん、うちなーぐちがお上手です。月一回の例会です。ぜ . . . 本文を読む
多言語研究会例会の発表タイトルが興味深いのでご紹介します。『右翼ポピュリズムのディスコース【第2版】-恐怖をあおる政治を暴く』(明石書店、2023年)を読みたいですね。最近台湾有事ということで、戦争の恐怖をあおるような現象が沖縄でも続いています。台湾の人々は意外と冷静だと、現地に行った方が話しています。人的交流を深め、「争うより愛を」の方向性にいきたいものです!第94回多言語社会研究会例会を以下の . . . 本文を読む
うちなーぐちの面白い動画がありました。時に変わったYouTubeもいい!コントのお二人のウチナーグチの解説は、そのように若者が受け取っているのだという事が分かりました。方言ではなくウチナーグチが耳障りがいいね。大城立裕さんの「ウチナーグチ万歳」のお芝居がまた観たくなりました。近代以降の沖縄の言語の歴史がシリアスであって面白く、沖縄芝居も網羅しながらまとめた傑作です。最近はスタンダードな首里那覇語に . . . 本文を読む