パソコンの前に居ながら隣室のテレビから民主党党首立候補者の演説が聞こえてきた。おやっと思ったのが野田さんだった。ドジョウの比喩と朝顔の比喩が面白いなと思った。また声に迫力があると感じた。普段から声にコンプレックスを持っているゆえに、なぜか声には敏感になっている。声がずっしりと聞こえてきたがその声音に真実味といおうか凄みが感じられた。ドジョウのようにとくりかえすことばがあり、また暗くて静かな環境の中 . . . 本文を読む
佐藤優さんの新報に掲載されている評論集が出版されて、その出版記念パーティーが開催された様子が新聞に記事となって沖縄の作家・劇作家・評論家でもある大城立裕氏の顔写真も見える。大勢の方々がつめかけた様子が伺える。つまり沖縄の(もうある意味誰もが政治評論家の風情ももつ)実存に関心を持っていて、佐藤優氏の論法に魅了され、氏に大きな期待を寄せる方々の表情は真剣そのものである。
対して佐藤優氏の表情は大勢の . . . 本文を読む
(最近のコミック?)
那覇市でも若者たちのコスプレなどのお祭り(イベント)があると聞いた。いっしょに行っていいの?と聞くと彼は「まいちゃうよ。XXさんが来たらこっちの精神がまいってしまう」と言った。それで参加するのをあきらめた。
着替え用の小さな旅行カバンなどをもって次々と女の子たちが駆け上っていく階段を見上げながら帰路についた。
昨年Performing A . . . 本文を読む
【藍の花】
かつて砲弾が吹き荒れた雨季の沖縄島で先祖の霊に守ってもらうため
艦砲射撃を避けるため
目の青い亡霊を避けるため
先祖のお墓に避難した住民たちの姿がある
墓場の前でしかし親子が着物姿で殺された写真が
残される
無事生き延びて先祖の霊に守られた住民も
そして
古の墓場のあった . . . 本文を読む
以前からチラシをリサさんに頼まれていたのですが、急遽徹夜態勢で作ることになりました。
結構難しいですね。時間があれば楽しく編集できたのでしょうが、急ごしらえのアマチュア感性といった所でしょうか!
写真を撮ってUPですが、見えない所を紹介しますね!
上映会&シンポジウム
「八月十五夜の茶屋」の変遷ー小説から演劇、映画の受容までー
日時:2011年9月10日(土)
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(残暑の空、入道雲)
空を見上げる!
日が沈む前の空
いつも見慣れた空
<キャンパスから見た空>
<車を運転しながら撮った空>
空の彼方に飛んでいく鳥の群れ
心は飛んでいける
大事なものを大事にしないといけないよ
と電話がきた!
何かを忘れていたような日々に
さようなら
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≪闇と光≫
ひねもす台所に立つ者は
贖罪のようにそこにいる
積み重なった記憶は
あれはすべて嘘だったのだと
振り切ろうとするが
切れないものが残るのか
あいまいなものが
そこに
ありつづける
ひやくがわっさんたんや
と聞こえた
あのことば
ひやく
その日の運が悪かったという
ことらしいのだが
あの
毎日
野の花を持ってきてくれた彼女
いっしょにヤマモモを採りにいった彼女
いっしょに . . . 本文を読む
八重山の歴史と公民の教科書選定が昨今地元の新聞ではトップ記事になっている。こと戦争がからむ事柄に関しては、歴史を風化させてはいけないという沖縄の人間の思いが爆発的に浮上してくるように思える。
文部科学省の教科書問題はまだ完ぺきに解決しているわけでもない。そうした中で八重山諸島が揺れている。竹富、与那国、そして石垣と、保守的首長が誕生して以来、尖閣諸島問題も尾を引いているようで、そこに自民党もやら . . . 本文を読む
(カクレクマノミ)
まだ学生が提出した課題を見ながら評価している。動物のホモセクシュアリティーについて報告したり、放射能について報告があったり、特に今年は4月から落ち込む事象の中にあって、恐れをもたらす対象と向き合おうという事で、学生には課題の一つに福島原発について英語の論文やエッセイをネットリサーチしてそれらを要約し、各自のコメントを書いて発表することも課 . . . 本文を読む
(沖縄県教育委員会が作成したパンフレット)
【2011年8月20日、国立劇場おきなわ大ホールにて。午後2時から4時半】(満席の劇場で入れない観客はロビーで映像を見た)
およそ45分の「執心鐘入」は従来の所作の変容に、変質する芸について考えさせられた。舞台の約束事なども若干違った手が見られた。美男の中城若松の佐辺良和さんがそのまま「さかさま執心鐘入」でもきりり . . . 本文を読む