ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

魔改造の夜  感動

2024-12-03 06:54:56 | どうでもいい話
最近見たテレビでことのほか面白かった番組がありました

ネットニュースにあったので転載バカボンなのだ



魔改造の夜「恐竜ちゃん 缶蹴り」でHルトップ、Tレ、S津製作所が対決

11/17(日) 19:00配信



 日本を代表する超一流エンジニアたちが極限のアイデアとテクニックで競い合う

『魔改造の夜』(NHK総合 午後7時30分~8時42分)の新作が11月28日(木)に放送される。



 今年度後半には次々と新作が放送予定。

その幕明けとなる11月放送の競技は「恐竜ちゃん 缶蹴り」。

恐竜ちゃんのおもちゃを魔改造し、蹴った缶の飛距離を競う。



 この競技に挑むのは、アメリカ宇宙産業も顧客という、京都で24時間稼働の無人工場を実現した精密な金属部品を製造する「Hルトップ」、

インナーウェアや航空機機体など、最先端の多様な素材を開発製造する世界的な素材メーカー「Tレ」、

医療・計測など精密機器、産業機械を開発製造する“ノーベル賞社員”の世界的企業「S津製作所」の3チーム。



 各チームが目指すのは、会場の壁に直撃する最高記録=“異次元の30m”。

多くの人が子供の頃、遊んだ記憶があるであろう“缶蹴り”。

しかし大人が必死に蹴っても飛距離はせいぜい数メートル。

どうすれば最も遠くまで蹴り飛ばすことができるのか。



 競技に使用する小さな空き缶は、普通に蹴ると大きくへこみ、エネルギーが無駄になってしまう。

蹴るパワーを生かすにはどうすればいいのか。

強く蹴ってはダメ? どんな足で蹴ると良いのか?各チームがさまざま素材で試行錯誤を重ねていく。



 さらに蹴り方も重要。柔らかくすくい上げ? 一点で力を集中し強く蹴る? どんな角度で蹴り上げると飛距離が出るのか。

しかも恐竜ちゃんは、走った後に蹴る動作をする必要があり、うまくミートするのが難しいという3チームとも

絶句する超難題。答えが見えずメンバー同士の激論・口論も。リーダーは苦悩、チームワークはどうなるのか。



 1か月半の格闘の末、試作機を何度も作り直し、モンスターがついに誕生。

蹴り上げ、天高く宙を舞った缶は見事に壁を直撃するのか。

驚異的なモンスターによる、予想できない大興奮ドラマは果たしてどんな結果を迎えるのか。



 歓喜・号泣が渦巻く魅惑の夜会を「魔改造倶楽部」の顧問・伊集院光、伊藤亜紗(東京科学大学教授)、

実況・矢野武、解説・長藤圭介(東京大学大学院准教授)が見守る。







転載ここまで



NHKは嫌いですが、この番組と72時間と解体キングダムと

タモリが散歩するやつは面白いです



特に魔改造の夜は

毎回1流企業に勤める設計とか製造とかの理系分野の秀才たちが、

突拍子もないお題に真剣に取り組む姿が描かれて

試行錯誤する姿が、格好いいですね。

文系の私には想像もつかないような計算式を駆使して

挑戦してます。

頭のつくりが違うんでしょうね



解説の大学の先生がおっしゃってました

失敗は悪いことではない

失敗を恐れてはいけない

挑戦者は失敗することで成長していくということを

おっしゃってました。



2回試技できるのですが、1回目の試技で失敗する企業があるのですが

たった10分の持ち時間で失敗したところを

修正せねばなりません

この緊張感も面白いです



再放送かNHKプラス(ネット放送)でぜひご覧ください























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七帝柔道記  絶対読むべき本

2024-12-02 08:40:44 | 読んだ本の紹介
7年前に読んだ本ですが
読み返してみると、やっぱり面白いです
引き込まれる
7年前の感想をそのまま転載バカボンなのだ

最近続編が出たそうです
買って読まねば!




七帝柔道記 世界で一番熱い小説
17/12/20 04:30


すごい本に出くわしてしまいました

50数年生きてきて読んだ本の中で

10本の指に入るであろう本です


七帝柔道記 増田俊也 著


戦前行われていた寝技中心の高専柔道を受け継いで、

北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の

旧帝国大学7大学で現在も行われている七帝柔道を題材に、描かれた

自伝的小説であります


高校時代名古屋の進学校で柔道部に在籍してた増田は

名古屋大学の柔道の試合を見たとき、柔道部員から

井上靖の「北の海」を教えられ、七帝柔道の存在を知ります。

どうしても北海道大学で七帝柔道をやりたいと思った増田は

2浪し北大に入ります

そして念願であった、北大柔道部に入るのですが

寝技中心の七帝柔道というのは想像を絶する柔道だったのです

引き込みあり、間接技あり、締め落としあり・・

現代のスマートな講道館柔道とは一線を画するものなのでした

同期入部の、九州の柔道部で鳴らし、3浪で入ってきた沢田や

2年後、主力選手となる竜澤とともに

七帝柔道に日夜奮闘するのであるが・・・

過去北大柔道部は、優勝経験もある、名門であったが

最近は、重量級の選手に恵まれず

超弩級といわれる、有力選手を有する他の大学の後塵を拝していた

その汚名を晴らすべく、主将は

「練習量がすべてを決める」の合言葉とともに

過酷な練習量を部員に強いるのであった

とまあこんな感じですが

練習シーンの描写が半端ない

絞められて、参ったしても絞め続けられる

落ちていくのは、死ぬのと同じ

それを毎日繰り返していくのです

ぐいぐい引き込まれる

自分が畳の上で戦っているような錯覚におちいるのです

電車の中で読んでいて、腕や体に力が入り

駅について読み終わったら、すごい疲労感に襲われます

それくらいのめりこむ、恐ろしいパワーを持った本です


わしの好きな本に

「柔道部物語」っていう小林まこと著の漫画があるんですけど

似たテイストをもった小説です


強靭な練習シーンの合間には

体育会系の活動をした人なら心覚えがある、

あるあるネタが豊富にちりばめられているのもいいですね

カンノヨウセイとよばれる恐ろしい新歓行事

学園祭での資金稼ぎの焼きそばや

放課後先輩に連れて行ってもらった、飯屋

そんなことあったよなあって

当時を知る、おっさん連中がいることでしょう

時代は変わって、こんなバンカラなことをやる

クラブはもうないかもしれませんが

こういった空気感は大事にしたい

高校生の諸君に是非読んでほしい小説です

こんな世界があるんだぞって



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