今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

おじゃましま~す、モドキですゥ

2018年02月23日 | モドキ
今より少し前、イエミケの手術や何だでてんてこ舞いしていた頃の話です。
昨年11月に4ヶ月ぶりに再会したモドキ、正月の顔面大怪我も何とか治癒して、その頃はまた店の一員のように過ごす日々が続いていました。朝昼夕とやって来てはご飯をねだるでもなく店内をウロチョロウロチョロ、当初は唸りまくっていたテンちゃんやちび太にも慣れたのか、うまくこなすようになった。

ダイフクやカブキとも何度か鉢合わせしたけど大事にはならず。そのうちダイフクの方が避けるようになってついには姿を見せなくなった。カブキはモドキが帰った後、夜少し遅めに来るので折り合いがついた。

              
              日が落ちるととても寒くなる頃のモドキ

当時は"最強寒波"の連続で最低気温-5~-6℃が続いていた頃です。(郊外は街中より4℃前後低い) ノラたちは夜どうしているのか気になっていました。モドキも夜どこに消えるのか、そう遠くないところにいるとは思われたけど店に用意した寝床を使った痕跡はなかった。

ちび太がモドキの"洗礼"を受けたのはその頃です。(2/9ちび太記事)
それはある日の朝、生花・ギフトコーナーに続く観葉コーナーでのことでした。観葉コーナーは土間仕様で、冬季は軽く暖房を入れて温度を保っています。閉店時には花苗類もしまい込み、晴れた朝には出すのが日課でした。ちび太がモドキに脅されたとき、どうしてモドキがそこにいたのかが不思議だった。しかも、翌朝にも同じことが。

それから何日かして、店長のYKさんが「観葉コーナーにモドキがいる」と。
慌ててちび太を事務所に移してから見に行くと、観葉鉢の合間で朝日に当たってまどろむモドキが。朝の開店準備のときに入ったというより、ずっと前からそこにいた様子だった。どうやら夜の間に入ったらしい。思い当たることがひとつありました。ギフトコーナーの観葉とは反対側に、床下に入れる小さな隙間があって、この隙間からギフトコーナーの床下を抜けて観葉の土間に出られるのでした。

            
                
            観葉コーナーのモドキ(隠れているつもり?)

その隙間はちび太がかくれんぼに使っていた場所で、テンちゃんも見回りの際に気にしていた。なるほど、モドキは寒さを凌ぐ絶好の場所を見つけたわけだ。しかしその日はシーズンオフとはいえ日曜日。天気も上々でお客さんの出足がよかった。モドキは自分(オジン)を見ると甲高い声でキーキー鳴くので、営業上、昼間は出てもらうことにしました。とは言え追い出すのはかわいそうなので、その方法はモドキの好物を使ってのおびき出し作戦。

ところが観葉コーナーの出入り口まで来ると、お客さんに驚いてまた戻ってしまう。それを試みること数回、とうとうこっちが音を上げた。結局その日は夕方まで、モドキは観葉コーナーにひそんでいました。

              
          ご飯につられて少しづつ出入り口に向かったのだが・・

モドキはそれからも、寒い晩は入っていたようです。でも中で悪さをするわけでもなく、日が昇れば出て行くので店としても問題なかった。そして最低気温が少し上がってきた最近は、モドキが入った痕跡もなくなりました。


さて、まだまだ寒さが続く中、春の到来を察知したのかノラたちにも動きが出てきた。
ダイフクが姿を消してからひと月半、ソトチビも忽然と消えて10日、昼間は店にいりびたりだったモドキも見ない日が多くなった。カブキはもともと週一か週二ペース。それに何とも懐かしい、昨年10月以来のミセミケがひょこっりと顔を出した。(前回は10/31イエチビ記事)

気になるのはダイフクですが、それはまた別記事にて。

              
               猫のオーナメントではありません!


コメント
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