庭の温度計、今朝は今冬初の氷点下(-2℃)となり、日中も7℃が最高でした。
当地は温暖な冬で知られ、南房総ともなればかつては冬でもお花畑巡りの観光コースがあったほどです。しかし冬の気温は年々下がって、ひと冬に数回だった氷点下の朝も昨冬は40回を数え(庭先の温度計)、しかも-6℃という、それまではあり得ないような朝が何日も続いた。温度計が壊れたのかと思って買い足したほどだ。
温暖化が叫ばれる近年では夏の気温が年々上昇するのは理解できる。庭先の温度計もこの夏は初めて40℃を記録した。でも何故冬の気温は下がるのか。説明してくれる予報士さんはいない。もっとも、説明されて納得できるものでもないだろうけど。
ノラたちにとっては厳しい冬の始まりです。店と家裏に置いた防寒用の寝床は、保護したシロキ以外は使用した痕跡がない。彼らが不憫ではあるけど、何とか持ちこたえてほしいと願うばかりです。
一方お店のテンちゃんは相変わらずの生活。お客さん宅を訪問して以来、そのお客さんが何度か会いに来てくれました。もう一度訪問できればと思っていたのですが、今はその話も中断しています。というのも、テンちゃんの元気がなくなった。食欲も落ちて、背骨が尾根のように浮き出るほどの激ヤセです。
先月はじめのテンちゃん、まだ元気な頃
晩年のテツを彷彿させる状態だけど、食べないわけではない。以前と比べれば半分くらいまで落ちたけど食欲はあります。一番大きく変わったのが運動量。寒さが増すに連れて出不精になって、今では殆ど出たがりません。ストーブの前でボーッとしたり寝床の中で丸まってます。1日数回は外に連れ出すのですが長くて10分、大抵は1、2分ですたこらと事務所にお帰りだ。
具合が悪いようには見えない。張りのない生活に厭世的になっちゃたか、それともトシのせいかな。実はテンちゃん、保護した直後は10~12才という先生の見立てだったけど、その後何度か診てもらっているうちに「もう2、3才いってるかも」ということだった。当ブログでは次の正月で13才としているが、本当は15才以上の可能性だってあるのです。
外に出ても毛布の上でお休み
すると、やさしいスタッフに毛布をかけてもらって・・
もうひとつの変化は、やたらと人に近付こうとする。お客さんを見つけるとそっちに行こうとする。人が少ない事務所よりもスタッフルームを好んで、何かと膝の上に乗って仕事の邪魔をしています。スタッフの方も、デスクワークはテンちゃんの子守兼務と割り切っているようだ。レジ室や観葉コーナーなど、今まで行かなかったところを好むようにもなった。
そう言えば保護した頃のテンちゃんは抱かれ上手で、家猫だったことを思わせた。でもその後は撫でられても抱かれることがなかったので、いつしか抱くと嫌がるようになったのです。それが最近、時として自分から抱っこをせがんでくる。まあ、猫だから寒くなればくっついてくるのは普通のこと。でも、テンちゃんはそればかりじゃなくて何だか気弱になっちゃったような・・。
観葉コーナーの水桶から水を飲む
今はもう、かつての番張り猫の面影はありません。机の上には椅子を使わないと上れなくなったし、何より唸るどころか鳴くことすら殆どなくなった。室内ではリードフリーにしても行動が変わらない今のテンちゃんは、リードをさほど苦にしているとは思えません。テンちゃんはただ、普通の家猫のように布団の上でまったりと過ごしたいだけなのかもしれないな。
そう、テンちゃんにはそんなふうに余生を過ごしてほしい。でもとりあえずの候補であるわが家にしても引き取り希望のお客さん宅にしても、複数の先住猫たちとの共同生活だ。こればかりは対面させてみないとわからないけど、だからと言って高齢のテンちゃんにそうそう負担をかけるわけにはいかない。こんな堂々巡りを繰り返しているのです。
異常に日照の少なかった今月はじめ、貴重な日光浴です
実は今度の正月がひとつの契機になるかも。自分は植物やノラたちの世話で出勤だけど店自体は休みです。来る正月はテンちゃんを家に連れ帰って、店には朝夕ちょこっと顔出す程度で済ます案を検討中。シロキがまだ保護部屋なのでその兼ね合いもあるけど、我々夫婦には思い切り懐いているテンちゃんなので、うまくいくかもしれないなと。
「抱っこ」おねだり中のテンちゃん
当地は温暖な冬で知られ、南房総ともなればかつては冬でもお花畑巡りの観光コースがあったほどです。しかし冬の気温は年々下がって、ひと冬に数回だった氷点下の朝も昨冬は40回を数え(庭先の温度計)、しかも-6℃という、それまではあり得ないような朝が何日も続いた。温度計が壊れたのかと思って買い足したほどだ。
温暖化が叫ばれる近年では夏の気温が年々上昇するのは理解できる。庭先の温度計もこの夏は初めて40℃を記録した。でも何故冬の気温は下がるのか。説明してくれる予報士さんはいない。もっとも、説明されて納得できるものでもないだろうけど。
ノラたちにとっては厳しい冬の始まりです。店と家裏に置いた防寒用の寝床は、保護したシロキ以外は使用した痕跡がない。彼らが不憫ではあるけど、何とか持ちこたえてほしいと願うばかりです。
一方お店のテンちゃんは相変わらずの生活。お客さん宅を訪問して以来、そのお客さんが何度か会いに来てくれました。もう一度訪問できればと思っていたのですが、今はその話も中断しています。というのも、テンちゃんの元気がなくなった。食欲も落ちて、背骨が尾根のように浮き出るほどの激ヤセです。
先月はじめのテンちゃん、まだ元気な頃
晩年のテツを彷彿させる状態だけど、食べないわけではない。以前と比べれば半分くらいまで落ちたけど食欲はあります。一番大きく変わったのが運動量。寒さが増すに連れて出不精になって、今では殆ど出たがりません。ストーブの前でボーッとしたり寝床の中で丸まってます。1日数回は外に連れ出すのですが長くて10分、大抵は1、2分ですたこらと事務所にお帰りだ。
具合が悪いようには見えない。張りのない生活に厭世的になっちゃたか、それともトシのせいかな。実はテンちゃん、保護した直後は10~12才という先生の見立てだったけど、その後何度か診てもらっているうちに「もう2、3才いってるかも」ということだった。当ブログでは次の正月で13才としているが、本当は15才以上の可能性だってあるのです。
外に出ても毛布の上でお休み
すると、やさしいスタッフに毛布をかけてもらって・・
もうひとつの変化は、やたらと人に近付こうとする。お客さんを見つけるとそっちに行こうとする。人が少ない事務所よりもスタッフルームを好んで、何かと膝の上に乗って仕事の邪魔をしています。スタッフの方も、デスクワークはテンちゃんの子守兼務と割り切っているようだ。レジ室や観葉コーナーなど、今まで行かなかったところを好むようにもなった。
そう言えば保護した頃のテンちゃんは抱かれ上手で、家猫だったことを思わせた。でもその後は撫でられても抱かれることがなかったので、いつしか抱くと嫌がるようになったのです。それが最近、時として自分から抱っこをせがんでくる。まあ、猫だから寒くなればくっついてくるのは普通のこと。でも、テンちゃんはそればかりじゃなくて何だか気弱になっちゃったような・・。
観葉コーナーの水桶から水を飲む
今はもう、かつての番張り猫の面影はありません。机の上には椅子を使わないと上れなくなったし、何より唸るどころか鳴くことすら殆どなくなった。室内ではリードフリーにしても行動が変わらない今のテンちゃんは、リードをさほど苦にしているとは思えません。テンちゃんはただ、普通の家猫のように布団の上でまったりと過ごしたいだけなのかもしれないな。
そう、テンちゃんにはそんなふうに余生を過ごしてほしい。でもとりあえずの候補であるわが家にしても引き取り希望のお客さん宅にしても、複数の先住猫たちとの共同生活だ。こればかりは対面させてみないとわからないけど、だからと言って高齢のテンちゃんにそうそう負担をかけるわけにはいかない。こんな堂々巡りを繰り返しているのです。
異常に日照の少なかった今月はじめ、貴重な日光浴です
実は今度の正月がひとつの契機になるかも。自分は植物やノラたちの世話で出勤だけど店自体は休みです。来る正月はテンちゃんを家に連れ帰って、店には朝夕ちょこっと顔出す程度で済ます案を検討中。シロキがまだ保護部屋なのでその兼ね合いもあるけど、我々夫婦には思い切り懐いているテンちゃんなので、うまくいくかもしれないなと。
「抱っこ」おねだり中のテンちゃん
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