最近リビングでケンの姿を見ることが多くなった。
家庭内ノラのケンは、殆どの時間をオバン部屋で隠れるように過ごしていた。
その理由はまず人間が怖いこと、そしてちび太に狙われていること。
特にちび太は何と言っても猫なので、どんなに隠れても見つかってしまう。
オバン部屋にある棚上の隅の箱の中でじっとしているしかなかった。
ちび太に追われて逃げた食器棚上(箱中はクウ)
ちび太は夏になる前、2階のオジン部屋からリビングキッチンに居住を移しました。
それでケンは"鬼の居ぬ間"に1階でみんなと一緒に過ごす機会を失った。
ところが、最近になって少し様相が変わって来た。
飽きたのか興味が薄れたのか、ちび太があまりケンを追わなくなったのです。
リビングの丸テーブルでくつろぐケン
目の前にくると追い回すけど、それ以外は気づいてはいるのだろうけど興味なし?
ケンはそんなちび太の真意を試すように、1階にいる時間が増えてきたのです。
ちび太がリビングにいるときはキッチンに、キッチンにいるときはリビングに。
棚の上やカーテンの陰に隠れるなど、いろいろ工夫しながらちび太との共存を図る。
ちび太は2階に行かなくなったので、2階にいればのびのび過ごせる。
飲み水もトイレもあるしご飯は運んでくれる。
それでもケンは、みんなと一緒に過ごしたいらしい。
冷蔵庫の上で兄貴分のチキン(奥)と
最近では平気でちび太の視界の中にいれるようになったケン。
ケンの努力が実って、ちび太との融和も近いかもしれません。
しかしケンにはもうひとつの問題が。
どうしても馴染めない保護者からは今も逃げ回る日々です。
ご飯を目の前に出そうとするとすかさず猫パンチで振り払う。
怒りたいのはこっちなのにシャーシャーの連発。
ケンのQOLを上げると思わば、我慢我慢の連続です。
一方ケンには山ほどの懸案事項が。
シャンプーにノミ駆除に首輪付けに爪切りに、何より手術がまだなのです。
さてさて、どのように進めていくか思案中。
リビング窓で外を眺めるケン
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