今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

家族になったソトチビ

2018年01月26日 | ソトチビ
本年初登場のソトチビ、ひと月半振りとなりました。
トシをとると時間の経つのが本当に早い。(遅筆の言い訳?) でもソトチビはイエミケ一家の記事にも自然に登場するので、間が空いたという感覚がなかったのです。そう、共同生活にもすっかり慣れて、今では一家の一員です。

               
               冬になると毎晩欠かさずに寝に来る

寝床リフォームの変遷
前回のイエミケ一家の記事で、一家とソトチビの寝床の住み分けに支障が生じたことを書きました。昨年の11月に一家が現れて寝床を2つにして以来、その配置には試行錯誤的な変遷があります。はじめはともに勝手口の方を向く2連棟。でも当初は一家のチビたちがソトチビを怖がったので、背中合わせにして間に仕切り板を置いた。そのうちソトチビが一家の寝床にも入るようになって、一家は気付かないのか奥の寝床に入らない。それで両方の寝床の状態がわかるようにと、勝手口向きの2連棟に戻したのです。

               
                   寝床の中のソトチビ

ソトチビが一家の(手前の)寝床に入るのには理由があった。ソトチビの寝床の中奥に嘔吐物(多分チビの)があったり、"くっつき虫"が無数に刺さって敷布が針の山のようになっていたり(これもチビたち)、一家が寝床の奥にある棚に上る際に奥の寝床を踏み台にして、ドンドンバタバタ落ち着かなかったり・・。

次は寝床を奥の棚から離して、壁と直角の向きに変えてふたつ並べてみた。そう、昨年の冬にソトチビとみうが仲良く入ったあの向きです。さらに奥の寝床を直角のまま、手前の寝床だけを勝手口向きに戻してみると、ソトチビが手前、一家が奥の寝床に納まって落ち着いたのです。 しかしこの気遣いは意味がなかったと、後で気付くことになるのですが・・。

              
               
                
                  寝床の変遷(一番下が現在)

迷子になった(?)白黒チビ
今月の中旬、自分が休みで家にいたときのことです。もともと白黒チビは他の家族と少し離れていることが多く、昼間は姿を見かける機会も多くない。でも、夜になるとしっかりと寝床に入っています。その日の昼下がり、庭で盛んに鳴き声がするので出てみると白黒チビがいた。随分長いこと鳴いていたようでした。

白黒チビはイエミケと黄チビを探しているらしく、わが家の庭からお隣さんへと抜けていった。以前の黄チビのこともあるし、また近所に迷惑かけてはと後を追いました。白黒チビは鳴きながらどんどん進み、一旦公園に出てさらに住宅街の奥の方に向かった。

「おや」と思った。この一家がそんなに奥に行くのを見かけたことがなかったからです。しかし白黒チビは我を失ったようにどんどん奥へと向かう。黄チビと較べると冷静そうな感じだったけど、そのときはかなり慌てている様子でした。子ニャンはこんな風に親から離れるのだろうか。いやどう見ても、白黒チビの悲痛な鳴き声は助けを求めているように思えた。

しかし何とかしようにも、まだお近づきになってないのでどうにもできない。下手に近づけばますます奥へと逃げてしまうのです。途方に暮れつつ追跡を続けていると、近くで「クルルルル」という鳴き声がした。見ると、生垣の下からソトチビが顔を出している。ソトチビは、一声かけるとわが家の方へと消えた。その後を、白黒チビが追って行った

家に戻ると、勝手口の下で一家が揃っていました。ソトチビはいなかった。安心したような一家の表情。本来ソトチビは、街の外からわが家にまっすぐにやって来てあまり寄り道はしない。なのでソトチビがあの場所にいたことも意外でした。しかも偶然にしてはでき過ぎだったような・・。記録的な寒さとなったその晩、ソトチビの寝床には白黒チビも入ってました。

               
        チビたちとソトチビ(箱中の右側にいるが写真では見えない)

ソトチビはよく鳴くようになりました。その鳴き方はあの「クルルルル」という子供を呼ぶときの鳴き方で、イエミケと似ているようでちょと違う。イエミケの子供たちはすっかりソトチビに懐いて、じゃれ付いてます。寝床もごちゃごちゃに。先日は、ソトチビとイエミケが一緒で別棟に子供たちという面白い組み合わせもありました。

ソトチビは新しい家族と一緒で楽しそうです。もうみうと会っても、関心を示さないかもしれないな。

               
                 カットされたソトチビの左耳

               
              性別は未確認だがやはり♀のようです



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