今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

濡れ衣、真犯人は・・

2025年01月11日 | チキン,キリン,ポニー
わが家の猫社会で、騒動が起きるとすればまずケンかダイフク。
ケンはちび太の他にレオにも時々ちょっかい出され、先日はニャーにまで追われる始末。
一方のダイフクは、誰かを襲うところを直接見たことは半年以上なかった。
落ち着いてはきたけど、今でもダイフクが動いただけで周りの猫が逃げ惑う。
まあこれが"前科者"の宿命なのか、それともダイフクに特別なオーラがあるのか。

とは言えこのまま手を出さずにいれば、いずれは他猫たちに受け入れられるだろう。
そう思っていた矢先でした。先月の頭にダイフクとモドキが勃発してしまった。
勃発の原因はわからないが2匹の間に足を突っ込んで散会させた。
ダイフクがモドキに襲い掛かっていたのが明白だったので、その後ダイフクにお仕置き。
(ケージに追い込んで脅し・・その時の反省文はニャーカテゴリーにあります。)
しかしその後も、今度はハチのだみ声が2度ほど響き渡る騒動があった。
自分が現場に行くと、ハチを物陰に追い詰めた形でダイフクがいたので、その時もダイフクを追ってケージに閉じ込めた。

実は今回はチキンの話です

ところが年末にココ、今月にも誰か(不明)が悲鳴を挙げる事態が。
毎度のことながらそうなると居合わせた猫たち全員がバサバサと逃げ回るので、実のところ保護者には何が起こったのかよくわからない。
でも自分が現場に向かった時、必ずダイフクがそこにいる。
モドキの時以外は勃発まではしてないので、"口頭注意"程度に留めておいた。
それにしてもダイフク、元に戻っちゃったのかと気になっていた。

猫たちが突然バサバサと逃げ回る不穏な事態はその後も続く。
そしてついにその一部始終を目撃したのです。自分のすぐ横で起こったので。
チキンがシッポを膨らませてハチを追う。悲鳴(だみ声)を上げて保護部屋に逃げたハチが床の間の奥に隠れると、チキンは「もういいや」とばかりに2階に消えた。
すると少し遅れて、ダイフクが「なんだなんだ」と保護部屋に来てウロウロ。
さらにその後も、チキンがハチやキーを追ってバサバサが起こるとダイフクが様子見で現場に向かうのを見た。
ようやく真相を理解しました。犯人はチキン。ダイフクはただの野次馬?だったのです。


ケン(左)とチキン

ダイフクはあの寝相が示すように、とってものんびりした鷹揚な性格。
ヤバそうな風貌に反して、ちょっととぼけた感じの憎めない猫です。
(保護者から見ての話。)
肝っ玉も据わっているので慌てふためくことがない。
自分の反省を込めて言えば、誤解されても気にしない太っ腹の持ち主だ。
(猫にも「太っ腹」があるのかどうかは知らないけど。)


食事風景(右からダイフク、チキン、ニャー、ちび太、モドキ)

一方のチキン。彼が本気で誰かを襲うなんてしないことはわかっています。
かつてチキンはよくポニーとじゃれ合って「悪ガキ同盟」と呼んでいた。
よくある子猫同士の"狩りの練習"的な遊びです。
遊びと言っても、シッポを膨らませてすっかり本気モード。
追う役と逃げ役に分かれて、途中で代わったりもする。
かつてはちび太がテンちゃんに飛び掛かったり、「悪ガキ連合」(ちび太、キー、クウ)の喧嘩さながらのじゃれ合いを自分も見慣れていた。

このじゃれ合いで深刻な怪我をすることはまずありません。
追う側が追いついてしまうと、軽くタッチするくらいで終わりです。
しかも暗黙のルールみたいのがあって、例えばテーブルの上とか棚上とか上方向に逃げると、追う側が追うのを止めて終了となる。
若いチキンとポニーにとっては必要なお遊びだった。
でもそのお遊びは、5匹の新参猫たちとの交流が始まった1年くらい前から途絶えたまま。
ポニーが新参の猫たちを気にしてそれどころじゃなくなったのです。
チキンはきっとストレスが溜まっているのでしょう。
特にケージ以外では床歩き専門のハチは、チキンの格好の"遊び相手"なのかもしれません。

日向ぼっこ中のチキン (右はちび太)


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