今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

モドキと子ニャン

2017年07月12日 | その他・一見さん
最近は登場頻度の高いモドキです。
というのも毎日来ておりまして、昼頃から夕方にかけてスタッフの後をうろつく日課、しかし主な狙いはやはり一番ヒマそうな自分で、ストーカーがまた増えた次第です。店の中ではどこに行ってもついて来る。でもアドミの事務所だけは(テンちゃんがいるので)入れません。入口まで来て悲しそうに鳴きながらおろおろしています。

            
     店でくつろぐ姿は去年のニャーやシャッポを思い出させる

面倒みようにも近づくと逃げるし、傍にいるだけなのでずっと付き合うわけにもいかず、仕事に戻るとしばらく待機して、やがて諦めて帰ります。帰ると言ってもモドキはSC表側の中や外でスタッフやお客さんに目撃されているので、生活圏がぐっと近くなってきたのかもしれません。

SCの表側の通りは、都心の幹線道路に近いくらいの交通量なので心配です。テンちゃんがいなければ既に店に落ち着いているだろうモドキ、何とか試練を乗り越えて住民票をゲットしてほしいものです。

            
             くつろぎ方も堂々としてきて・・

さて、新顔ニャンコがやって来たのは3日前の日曜日。白昼炎天下のことです。
スタッフのYさんが事務所に来て、「あっ、テンちゃんここにいた、よかったぁ」と。何でも裏ゲートの前でニャンコが唸りあっていて、てっきりテンちゃんが脱走したと思ったらしい。

見に行くと、トラックの下にその2匹が。モドキと新顔のニャンコでした。新顔はまだ子供のようだ。喧嘩というより、2匹で横たわって涼んでいる感じ。写真を撮ろうと携帯を出した途端、回り込んだYさんに驚いてチビニャンが逃げた。

が、数台向こうの車の下で立ち止まってじっとこっちを見てる。近づくと逃げ、別の車の下で立ち止まってまたこっちを見てる。そのチビニャンは左右の腹皮がくっつきそうなほど細く、ひどく痩せているようだった。おそらく死ぬほど空腹なのに、弱っているところを悟られまいと必死で頑張っているのだろう。かつて倉庫の物陰で半ば白骨化して朽ち果てていた、無念の子ニャンが脳裏に浮かびました。

とりあえず事務所に戻り、テンちゃんが残したドライとウェットのご飯をごちゃ混ぜにしてお椀に入れ、現場に戻るとチビニャンはまだ同じ場所にいたので、そっとお椀を車の横に置いて離れた。しばらく動かないチビニャン。店の中でモドキが鳴いていたので戻りました。

            
            新顔のチビニャン、近づくと逃げる

その後チビニャンはご飯を完食。2杯目は少し残して、同じ場所でじっとしていた。一方モドキは、その日はやたらに後追いでビービー鳴きながらついてくる。しかし(ニャンコにとっては)あいにくの休日昼下がり、小さなお子様の来店が多く、追い回されては隠れたりとモドキにとっては落ち着かない一日だったに違いない。

            
          小さな(人間の)子供はニャンコの"天敵"?
                物陰に隠れるモドキ

その日、モドキは夕方になって消え、チビニャンもいつの間にか消えていた。
その時は店に居着くかと思われたチビニャンだったけど、その後は見ていません。チビニャンちゃん、君はとりあえずの命を繋いだのだから、これからのことはゆっくり考えればいいんだよ。店に来て里親を一緒に探すのもよしだ。

            
         チビニャン君、とりあえず空腹を満たしました

モドキは日曜日のドタバタに懲りたのか、珍しく月曜日は来なかった。昨日も来なかったけど、夜になって置き餌を食べているところをスタッフに目撃された。来店時間をまた遅くしたのか、今年はやけに早い猛暑襲来に生活パターンを変えたのか。

            
      えっ、ニャー? と思うほど仕草までよく似ているモドキ            

さて、現状は店と彼らノラたちを繋ぐものは"食べ物の供給"だけです。
彼らがもう一歩を踏み出せずにいるのなら、店としても彼らを束縛せずに信頼関係をさらに深める方法を模索していかなければなりません。目標は現状維持ではなく、あくまでも彼らの里親探しなので。

            
   トラとキジトラの中間? お目目パッチリのチビニャン君でした


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テツとの対話 その11・郷愁 ~心の原風景を偲ぶ~

2017年07月09日 | (故)テツ 
やあテツ、今年は異変だ
毎年春からこの時期には聞こえていた蛙の大合唱が
今年はさっぱり聞こえない
どうやらこの辺でも、農家さんが農薬を使い始めたらしい

子供たちと周辺の田んぼでザリガニ採ったり
近くのクヌギ林にカブトムシを採りに行ったり
お前たち三匹がわが家に来た頃は、そんな時代だった
今となっては、みな懐かしい思い出だ

そうだな、確かにトシをとると思い出ばかり
家の周りの原風景もそうだけど
なぜかお前たちのこともよく思い出す
あの頃の平和な時間が、そういった風景と重なるのかもしれないな


左テツ(15)、奥ハナ(20)、右くも(13)
ハナが脳溢血から回復し始めた頃


お前たちがいた、のどかでやさしい時代
仕事に追われて、出張ばかりで大変だったはずなのに
何か大切なものが、そこにはあったように思うんだ

そして最近、それが少しながらわかってきたような気がする
それはお前たちが本来的に持っているもの
限りなく深いやさしさ
無償の愛
見返りを期待しない信頼
なんて、俗っぽい表現だと興醒めしちゃうか


ハナとテツ
二匹のラブラブ写真は山ほど残っている


人間にだってあるさ
育児に励むおかあさんは、何の見返りも期待しない
でもAIだの機械化だのが進んで
人はより論理的になって、損得にこだわり始めた

テツよ、肉食獣のお前たちが
どうしてそんなにやさしくいられるのか
紛争地域の人たちや心が屈折しちゃった人たちに
教えることができればいいのにな


テツとくも
くもはテツの仲良し遊び相手だった


保護者と暮す家猫は、当然ながら保護者を心底信頼している
保護者に世話されていれば自然なこと
一方孤高のノラとなれば、そこまで深い関係を求めないだろう
でもな、たまにいるんだよ
理由もなく人に興味を示して、必要以上に近づいて来るニャンコが

なあテツ、お前がそうだった
お前はこのオジンにしかわからない、何か特別な感情を抱いていたよな
だからお前を通して、ニャンコの本質が垣間見えたような気がした


激ヤセのテツとくも
生まれて初めて、自分のご飯を取りに来たくもに譲るテツ
(くもが倒れる3日前、その後くもは病院で帰らぬニャンコとなった)


しかし残念ながら、その何かを表現する言葉が見つからない
思いやりとかいたわりとか
ちょっと厚かましい感じのするそんな言葉とは違う
息をするように、心臓の鼓動のように、もっともっと根源的で自然なもの

それはこの世に生まれた、生きとし生けるものなら誰もが持っている
でも我々人間は、どこかに置き忘れつつあるのかもしれないもの

テツよ、正直言っていくら考えてもわからない
でもニャンコと暮らしていれば
また感じる機会があるかもしれないな
暖かくて、やさしくて、ひたすらに懐かしいあの感覚を

お前が、このオジンに教えてくれたように


テツ11才、この頃は体調もよく・・
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みうとソトチビ

2017年07月07日 | ソトチビ
2週間振りのソトチビ登場です。
年を取ると時間なんて早いもので、2週間なんてあっという間です。前回は具合の悪そうなソトチビを心配しておりました。それから、3日ほどは来なかった。いよいよ気になり始めた4日目の夜遅くにひょこんと現れて、殆ど食べずに帰って行った。

でもその翌日から、またちょくちょく来るようになりました。それまでのように定期的ではないけど朝晩来たかと思えば来ない日もあったり。食欲も徐々に戻ってきた。思うに、具合が悪くなってどこかで養生していたのではないか。再び来た時は、瞬膜もあまり目立たなくなっていました。

            
             瞬膜も目立たなくなってなにより

ところが最近になって、ちょっとした異変が。
それはソトチビとみうの繋がりに関係しています。もともと自分はこの2匹を引き裂きたくなかったので、みうのお迎えを延期していた。お隣のリフォーム工事がなければ、みうは今でも家裏の住人(猫)で、ソトチビとの気ままな生活を楽しんでいたに違いない。

            
           (再掲)冬の間見せてくれたツーショット

この2匹に関しては時折書いてますが、「二匹の関係」(1/15)や「夜の訪問者」(2/5)の中でいろいろ考察したけどわからなかった。そもそもソトチビが♀だというのもみうが手術済というのも、直接確認したわけじゃなく当てにならない話だ。(やはり、みうには手術跡が見られない。) ただ、それらを確認したところで2匹の関係はわからないだろうな。

それにしてもこの2匹は仲がいい。去年もソトチビは春から秋の間は来ない日が多かった。暖かくなるとどこかで食事にありつけるらしい。1週間、2週間、長いときはひと月以上来ないときもあったけど、それでも久々にやって来たときは必ずみうが傍にいた。(自由気ままなソトチビにみうの方が寄り添う感じ。)

ただ、お互い探し合っている様子はない。ニャンコ独特の勘で相手が来るとわかるのか、今にして思えば、2匹だけの落ち合う場所があるのかもしれない。

            
             昨秋、家前の道路でじゃれ合う2匹
         (ピンボケだったので没にした写真でしたが・・)

みうを家に入れてもソトチビの行動は変わらなかった。家でのみうはしばらくの間、外に出たいとビービーわめき続けたけど、少しはみうの声に反応するかと思われたソトチビは、こっちがあっけにとられるほど知らん振りでした。 ところが・・・

~異変? みうが鳴くとソトチビが消える~
先日夜にソトチビが来たとき、勝手口(の空気口)から覗いたみうがソトチビに気づいた。みうは一段と強く鳴き、空気口の網に掛かった爪を外そうと少し暴れた。で、食事の準備ができてソトチビもさぞかしみうに会いたがっているだろうと扉を開けると、ソトチビはいませんでした。

その時は帰る途中だったソトチビ、自分が扉を開けてご飯を出したのに気づくと、戻ってきて結局食べたけど、予想に反したソトチビの行動が少し気になったのです。まあ、みうが騒いだので驚いたのかと。

しかし翌朝ソトチビが来たときも食事の準備中に再びみうが扉の内側で騒ぎ、開けたときはやはりソトチビがいなかった。みうはそれから2日間鳴き続けた。初めの頃のわめき方とは違って、保護者に何か懇願するような鳴き方でした。そしてソトチビは、閉じ込められたみうの声を聞いて危険を察したのか、それから来なくなった。

            
          最新写真:一時に較べると少しふっくらした?

みうは今は静かです。たまに何か探すように鳴きますが、諦めたような観念したような、か細い声で鳴いてます。何処か行きたいところがあるようにも見える。多分、ソトチビのことを気にしているのだと思います。でも今のみうはそれより何より、保護者やニャーとの関係を少しずつ改善している大切な時期なんです。

一方ソトチビは、住民票の発行(保護者明記の首輪装着)までは何とか来てほしいと願うばかりです。

            
    これも昨秋の写真、影のような存在で勝手口以外では数少ない出会い


追伸:
何しろトシなので、一度更新すると次の更新に向けて少しづつブログを書いてます。でも途中で書きたいことが変わったり、書いているうちに事態が進展して様子が変わったりで、没になることもたびたび。今回も、実は今朝になってソトチビがやって来ました。しかも朝の5時というとんでもない時間に。(そんな時間に勝手口の外を確認する変な人は、自分ではなく古女房でした。) 何はともあれ、またソトチビのことを続けて書けそうなのでとりあえず安堵。


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逃げろモドキ! テンちゃんが追って来る

2017年07月04日 | (故)テン
テンちゃん、とうとうやっちゃいました。
今日は本来のタイトルは「ベロ出しテンちゃん」の予定でした。よく写真なんかで見かけますよね、ベロ出してるニャンコ。暑いのか何なのか、ちょびっとベロが出たまま引っ込まない。テンちゃんも最近そんなことがよくあって、時として"アッカンベー"をしてるくらい長く出てます。リード散歩のせいでワンコの気分になってるのかもしれません。

            
             眠っているときもベロ出して

なんて話はさておいて、テンちゃん、ついにモドキを襲っちゃいました。例によって本文に直結した写真はありませんのであしからずです。

一度目は自分の不在中、聞いた話です。最近は昼ごろに来ることが多くなったモドキ、しかし午後の時間帯は忙しさで事務所はスタッフ不在中が多いのです。その日もテンちゃん、事務所の入口に繋がって睨みを利かしていました。そこにモドキがやって来た。

            
   この通路は日陰で風通しがいいのですっかりモドキのお気に入りに
         (テンちゃんの居場所は写真左上の奥の方)

ちょっとおニブで相手に気づくのが遅いテンちゃん、しかし目の前をうろうろされたら、もうたまらない。凄まじい勢いでモドキに向かって突進。すかさずリードがピーン。普段ならそれで終わるのですが、最近のモドキは事情が飲み込めたのかあまり逃げない。それでテンちゃんが突進を繰り返すと、流しの扉に掛かっていた鉄製のS字フックが徐々に伸びてきて、ついには外れてしまったのです。

解き放たれたテンちゃん、3mのリードと鉄製のフックを引きずりながらモドキを追った。そして正面ゲート付近で追いついて軽く一戦。さらに至近距離で睨み合っているところを、気づいた近くのスタッフがリードを踏んだ。止められたテンちゃんは興奮冷めやらずで、引き離そうと抱き上げたスタッフに猛然と抗議。腕の中で暴れた上ついにはガブリ。スタッフの腕が血だらけに・・・。

           
             テンちゃん、暑くてフテ寝中
            (本文と関係なくてすみません)

恐るべしはテンちゃんの馬鹿力と戦闘意欲。
2度目はテンちゃんの店内散歩中。散歩と言っても例によって"見回り"で、同伴者は自分でした。やって来るノラたちの影で気が気じゃないテンちゃん、常に店中の気配や臭いをチェックしていたいのです。付き合わされる方も大変ですが。。。

            
        散歩中、モドキ(写真上)に遭遇したテンちゃん
              (本文とは別のときです)

そのときもテンちゃんはチェックに余念がなかった。棚という棚の陰をひとつひとつ様子を伺い、臭いを嗅ぎ、いったいどのくらい時間がかかるのかとこっちもいい加減だれ始めたときでした。とある棚の陰に、本当にモドキが潜んでいたのです。自分はよそ見をしていて気づかなかった。そのモドキと棚を回り込んだテンちゃんが鉢合わせ。

すかさず襲い掛かったテンちゃん、気づいた自分がリードを引っ張って、"触れる"くらいのところで何とか止めた。モドキは「何すんの」って感じで後ずさりしたが逃げず、自分から仕掛けることもない。テンちゃんの背後からお腹に手を回し、暴れるテンちゃんを持ち上げて退散しました。

            
           今日も奥の事務所から睨みを利かす

さて、その後ですが、スタッフの腕は処置をしたものの幹部がまだ腫れ上がっています。大事にはならず済みそうだけど傷跡が残らないか心配。モドキとテンちゃんは何事もなかったようにいつも通り。モドキはむしろ、この間の日曜日にお子様の来店が多かったので、追いまくられて大変だったようだ。

普段は平和で甘えん坊のテンちゃん。しかしそのテンちゃんが持つ凶暴性。ここまでくると、「ニャンコの本質を見せられた」なんて話じゃ済まない。他のニャンコとの共同生活は無理なのか、変わることができるのか、模索する日々は続きます。そして、興奮状態のニャンコの取り扱いにはくれぐれも要注意。

            
           日頃は平穏で超のつく甘えん坊です


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みうのお迎え・最終章

2017年07月02日 | (故)みう(おかあさん)
いよいよニャーと共同生活を始めたみう、しかしまだまだ問題山積です。
家裏での生活は何ひとつ不自由のない恵まれたものだったから、今は不安も不満もあるだろう・・・・、というのは人間だったらの話。ニャンコは前しか向かないので、そんなことで嘆いたりしないのです。

普通の家猫になるための、みうの課題をまとめました。課題といってもみうが何か努力するわけではなく、保護者の目標、いや願望のようなもんです。
1.呼んだら振り向く(保護者を認識、信頼し、コミュニケーションの対象として自覚)
2.保護者の生活サイクルに合わせる(就寝やお出かけ時の過ごし方)
3.ニャーの前で爆睡できる(部屋のあおり止めを外して二匹の生活空間を単一化)
4.リード付で庭散歩する(気持ちに落ち着きとゆとりが必要)
5.食事とトイレを1階に移す

今のみうは、自由に出入りできるといっても1日のうち23時間は自分の部屋で過ごしています。重ねて襲われたことで染み付いたニャーへの恐怖は、そんなに生易しいものではなかった。部屋の外に興味はあっても、ニャーがいると思うと出られないようだ。

<みうの部屋を紹介します>
ベットが並んで結構広い


部屋の入口、みうの後ろがベット下の隙間


ベット下のみう、今や一番落ち着く場所


あおり止めで固定したドアの隙間(ニャーは入れない)


最近はニャーに絡まれたこともないようだけど、例の執拗な目線は相変わらず。ニャーが少し追うと一目散に逃げ、先日はニャーに軽く触られただけで、ギエーッという凄まじい悲鳴をあげて1日ベット下に逃げ込んだ。今は、ニャーが外に出ているときだけ、1階に誘われて下りて来ます。

ひとり(一匹)でリビングにいるときは結構リラックス、子猫のようにじゃれることも多くなりました。保護者の後を追うことも。ニャーを中に入れると、じっとなってニャーの様子を伺う。このときだけはニャーのリードをつけたままにすると、ニャーが追わなくなるのかみうにその違いがわかるのか、結構近くで互いにくつろぐことも。みうとニャーが一緒にいる唯一の時間です。

            
             たまにニャーの横でじゃれることも

前述みうの課題(保護者の願望)はいろいろあるようで、実は1番の「呼んだら振り向く」が最も重要かつ根源的なテーマだ。子猫からいたり長年同居の家猫ではこんなことはないだろう。しかし迎えて間もない成猫ノラだとあり得るのかな。つまり保護者とのインターアクションがなく、傍にはいても自分だけの世界で暮らしているのです。

例えば普通の家猫は保護者がご飯を出すと認識しているので、お腹が空けば保護者の行動に注目し、あげれば直ぐに食べる。でも、みうにはそういう理解がない。ご飯をあげても食べません。いつも食べているみうの部屋に置くと、戻ったときに偶然見つけた感じで食べています。

なので、今はみうとの深い信頼関係がなかなか築けない。みうのしたいことにうまくこっちが合わせたときだけ、"いい関係"でいられるわけです。これさえ何とか改善すれば、他の項目は自動的に解決できると思っています。

            
         リードなしのニャーと向き合うことも(緊張の極みで)

ただ、気になることもあります。
ひとつはみうに難聴の疑いがあること。すぐ後ろで大きな音を立てても反応しません。動きが伴えば気配でわかるのか反応する。そもそも普通のニャンコのように耳をあまり動かさない。気持ちの問題なのか身体機能の問題なのか今のところ不明だが、コミュニケーションが取れない原因でもあるかもしれないので、落ち着いたら精密検査を受けさせようと思います。

もうひとつは、耳の先端と目の縁にかさぶたができては剥がれること。家裏生活の時代から、これをずっと繰り返しています。その周期は3週間から1ヶ月くらい。かさぶたができるということは、少しづつ血が滲み出ているのだと思います。それも止まることなく。 これも落ち着いたら、先生に診てもらう必要がありそうだ。

まだまだいろいろありますが、でも安らかに眠っているみうを見るにつけ、ほっと安堵している今日この頃です。

            
      広々とした自分の部屋、風通しもよく、意外と快適な空間です


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