お彼岸の中日が過ぎたら、暖かくなってきたこちら長野です。
春の行楽シーズンになって来た感じで、自然に気分もウキウキ……、となってきそうです。
だが、長野県は新型コロナ感染者が、ここ7日連続で2桁の数字が報告されていて、しかも長野市に集中していますので、しっかり感染対策する気持ちになっています。
間もなくオリンピックの聖火ランナーも4月1日に長野市にも来るようで、大丈夫かい? と言いたくなります。
さて、今日の画像ですが、地元松代町の真田公園の近くにある「樋口家住宅」に少し飾られているお雛さまと吊るし雛をご紹介させていただきます。
photo 1 樋口家住宅 主屋・表門・長屋
photo 2 樋口家住宅表門
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photo 4 樋口家住宅土間
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photo 7 樋口家住宅庭園
この樋口家は、江戸時代・真田家の家臣として、松代藩のお目付け役として務め、禄高(ろくだか)は、230石の上級武士であったと言われています。
この樋口家は、主屋(しゅおく)、長屋、土蔵、庭園と構成されていて、北側が玄関で、主屋は、木造平屋建で、寄棟造りの茅葺き屋根になっています。
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2021年3月16日(火)撮影
庭園の中央には、池(泉水)が配されていて、この水は東側(上の画像右側)のお隣家から水路を通じて流れて来て、池に貯められて、またここの池から途中沈砂池を通り西側(画像左側)のお隣家にやはり水路を通して、流れていきます。
これが、泉水路が発達した松代の池のある庭園の特徴になっています。
もっとも、全部のご家庭の庭園にある訳ではなく、江戸時代など昔からの武家屋敷などが存在していたお屋敷等には、この泉水路が今でも遺っているものがあります。
本日もこのブログにお立ち寄りいただき有難うございます。感謝申し上げます!