今月4月も、月末に近付いて来ましたが、なんか、今月はあっという間に過ぎてきた感じで、寒い冬が過ぎ、やっと春を感じるようになったので「梅だ!杏だ!桜だ!」と騒いでいましたが、その割に桜を少ししか撮れなくて、うら寂しい気持ちも残ってしまいました。
で、今日の話題は、表題で読みづらい漢字を並べていますが、これは、ご存知の方も大勢いらっしゃると思いますが、
妙法蓮華經觀世音菩薩普門品偈(みょうほうれんげきょう かんぜおんぼさつ ふもんぼんげ)
と云ったお経です。まずは、こちらをご覧いただきたいと思います。
photo 1 切り絵「妙法蓮華經觀世音菩薩普門品偈」の経文
これは、信州が生んだ、切り絵作家:由香利先生が制作した作品で、この画像ではお分かりいただけないと思いますが、ただ単に筆などで書いたものではなく、一文字一文字、丁寧に切り絵になさったもので、実際に目の当たりにしますと、鳥肌ものになると思います。
この切り絵の制作期間は、もたもたしていれば、1ヵ月に届きそうな相当な日数を要したようで、想像を絶する作業量になっていると思います。
実は、この「妙法蓮華經觀世音菩薩普門品偈」(みょうほうれんげきょう かんぜおんぼさつ ふもんぼんげ)の切り絵は、先頃から、こちら地元の松代郵便局で、フレーム切手(信濃紀行)発売記念に際しての、由香利先生制作の原画展が行なわれ、その中の一枚でした。
では、この原画展をご紹介させていただきます。
photo 2 松代郵便局入口
この入口から入りますと、その先に展示会場のギャラリーがあります。
では、そこで行なわれていました原画展などもご紹介させていただきます。
photo 3 (右端)フレーム切手「真田六文銭」
photo 4 フレーム切手「信濃の国」 & フレーム切手「科野探訪」
画像3~4の説明文は、このブログでの当時の切り絵作家:由香利先生の記事にリンクしてあり、それぞれの原画展示が見れるようになっています。
そして、今回発売となりました「信濃紀行」です。
photo 5 フレーム切手「信濃紀行」と原画
photo 6 フレーム切手「信濃紀行」原画
photo 7 フレーム切手「国宝 松本城」原画
photo 8 フレーム切手「国宝 善光寺」原画
photo 9 フレーム切手「真田家 上田城」原画
この他の原画として、「諏訪地方の御柱行事での木落し」、「諏訪湖上花火」、「高遠城址公園と桜」、「安曇野・大王わさび農場の清流」、「木曽路の妻籠宿」、「姨捨の棚田と満月」、「長野県立美術館」などなど、信州・長野の全県の有名どころを網羅している絵創りになっていると思います。
photo 10 「妙法蓮華經觀世音菩薩普門品偈」+「月の雫」
photo 11 「神 風」
photo 12 松代郵便局全景
切り絵フレーム切手の購入ご希望のお問い合わせは、松代郵便局 026ー278ー2450 へお願い致します。
尚、北海道・知床で起きた観光船沈没事故は、一部の担当者の判断ミスで、大勢の人の命を奪い去り、どうして出航を中止しなかったのか……、悔やまれて腹立たしい気持ちでいっぱいです。
お亡くなりになられた皆様には、ご冥福をお祈り申し上げます。ご遺族の皆様にも、お悔やみ申し上げたいと思います。
photo stock 13
そして………、切り絵作家:由香利先生が以前制作されました、私が最高にお気に入りの切り絵ですが、松代藩初代藩主:真田信之公の奥方・小松姫の切り絵を以前お撮りしたことがありました。
甲冑姿の小松姫ですが、男勝りの性格の持ち主だったとも伝えられているようです。
photo stock 14
徳川家の三つ葉葵の御紋を背負っての小松姫は、徳川家康の家臣・本多忠勝の娘さんでしたが、徳川家康の養女として、真田家へ嫁いだとされていますので、小松姫の菩提寺である松代「大英寺」さんには、やはり葵の御紋が示されています。
本日もこのブログにお立ち寄りいただき有難うございます。
厚く御礼申し上げます。