…… 池 千之助   信州ありふれた普通便 ……。

         信州・長野県長野市から、お気楽で無駄な記事を載せています。

昭和時代、子供のおつかい・・・・・!

2023年06月25日 | ブログ

 「お兄ちゃん!お豆腐買いに行ってきて・・・!

     お金はお鍋の中に入っているから・・・・・!」 と、

 母親から用事をいいつかって、お鍋を持って5歳年下の弟の手を引いて、約200m先のお豆腐屋さんに向かいました。

 私が小学3~4年生の頃でした。簡単な食料品などの買い物は、そこそこ行っていました。

 昭和二十年の終戦から十数年経った頃の小さな田舎町の出来事です。

 

 今でこそ、スーパーやコンビニ、またホームセンターに行けば、殆んどの商品がその場で用が足りる時代になっていますが、

 当時は色々な専門分野での個人商店が存在し、必要に応じて、その商品を買いに、それぞれの商店に出向いたものでした。

 

     思い出しますと、当時、我が家の近くには、

 八百屋、肉屋、菓子屋、魚屋、豆腐屋、

   うどん製麵所、酒屋、履物屋、床屋、文房具店、

     自転車屋、建具屋、電気店、畳屋、花屋、雑貨屋、

       本屋、レコード店、そして写真館などの専門店がありました。

 

 そう言えば、自転車屋さんに、私より一級下の可愛い娘さんがいて、中学生の頃、その娘さんの顔見たさに、同級生の友人たち数人で、わざわざ自転車のタイヤを交互にパンクさせて、たびたび修理に持って行ったことがありました。

 もっとも、彼女が店に出てくる訳でもなく、奥の部屋にいるのですが、たま~~に、店の傍に来ることもあり、それが、かすかな楽しみでした。(笑)

 

 

 当時は相当数の個人商店さんがありましたが、現在、残っているのが半分以下になってしまっています。

 思えば、なんか淋しい気がしますが、これが時代の変化なのでしょうね!

 

 よくTV番組などで、昭和世代と昨今のZ世代との比較をしている番組を観ますが、

 自分は昭和世代の人間ですので、このブログの自己紹介文でも

【いつまでもジーパンが似合っていると云われたい、信州の爺です。】
 と記していますが、この「ジーパン」は、いつしか「ジーンズ」と言うのだそうで、このように、同じ品物でも時代の流れで、呼び名の違いが結構あるようです。
 
 例えば・・・、
    ジーパン   ⇒  ジーンズ
    スパゲッティ ⇒  パスタ
    チョッキ   ⇒  ベスト
    バンド    ⇒  ベルト
    リンス    ⇒  トリートメント  などがあるようで、
 
 皆さまもご存じのことだと思います。
 
 
 思いますに、和製英語だかカタカナ日本語だかよく分からない言葉が横行しているようで、
 変な話、「インフルエンサー」の意味も、最近知りました!
最初は、「インフルエンザ」の親戚か⁇ と勘違いしていました!(笑)
 
 
 
 話が違いますが・・・・・、
 
 以前、我が家のモミジの木のところに、小鳥が巣を作ってヒナの鳴き声が聞こえていたのですが、巣の周りの枝を切らないとその姿がよく分からなかったので、しばらくほったらかしにしていたら、
 ヒナの鳴き声も聞こえなくなっていたので、よく見たら、もぬけの殻のようでした。
 やむを得ず、少し周りの枝を切って、撮ってみました。
 
 外敵から我が子を守るように、モミジの一番茂っている場所に、住みかを作るものだと感心しました。
 
photo  stock   1
 
 思いのほか、しっかりした巣で驚きましたが、ここからヒナが育っていったんだと思うと、なにか微笑ましい気分になりました。
 
 雨風からしっかり守れる巣で、しばらくこのままにしておきました。
正直、ひょっとして、ほかの小鳥が住み着いてくれるかもと期待していたのですが、それはありませんでした。
 

 

 

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 厚く御礼申し上げます。