日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

アレッシオ・シルヴェストリンソロパフォーマンス「星座と星群」リポート(2014.11.28)@イタリア文化会館

2014年12月01日 | イタリアの歌・音楽
アレッシオ・シルヴェストリンソロパフォーマンス「星座と星群」に行ってきました(2014.11.28)@イタリア文化会館


久しぶりのイタリア文化会館のイベントです!!独検で忙しくてずっと行ってませんでした

6時までやっていた「西村アヤのピノチオ展」もざっと見ることができました 

6時半から始まったこのソロパフォーマンスは アレッシオ・シルヴェストリン氏がひとり舞台で 4つのパートに分かれて星座と星群について演じるものです:

第1部は「14のソナタ集 「アヴェ・マリア・ステラ」 チェンバロの響きは聖母マリアを讃えるグレゴリオ聖歌をテーマにしており 背景にはシルヴェストリンの描いた56枚の絵が投影されました 
この絵はホールのホワイエに展示されていましたが 少しずつ色や陰影が変わってゆくのを見るのは不思議な感覚でした

第2部は「ディアクライス(十二宮) 星座のための12のメロディー」で 2台のトイピアノに鈴(りん)と木しょうで編曲されていて 自らが茶室で演奏する様子を撮影した映像「星座/正座」をバックに 12星座をダンスで表現していました うお座は魚らしく しし座は獅子らしく...

第3部は「イン・ペリアル・セデンド アヴェ・マリア・ステラ」で 鍵盤楽器の楽譜のもっとも古い曲集から選ばれた海の星マリアへの賛歌を織り込んだ曲がチェンバロの一種であるヴァージナルで演奏されました 小さな楽器です 

第4部「17俳句」は最新作で チェンバロと木魚のための17の俳句が演奏されました 木魚とは斬新ですね

ホワイエに展示されていた絵やアニメの原画のハガキ大の作品も興味深かったです 


この日は地下1階で「カストラート」の映画会もあり 後半だけ見に行きました

これはバロック時代のカストラート歌手ファリネッリの自伝的映画で カストラート(女声のために幼い頃に去勢されてしまう)の弟と作曲家の兄の数奇な運命が 作曲家ヘンデルやひとりの女性をめぐり繰り広げられてゆくのですが 見ていていたましくもあり神々しくもあり ラストは特に驚きで 後半だけでも見られてよかったです
 

開催のお知らせは こちら

ステキなソロパフォーマンスを開催してくださいましたイタリア文化会館様に この場を借りまして心よりお礼申し上げます

* 今年のイタリア文化会館のクリスマスパーティ(12/13)は なんとイタリアの若手ボーカリスト レティツィア・ガンビジャズコンサートもあります!! 詳しくは こちら



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