日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

ローマが舞台のドイツ映画DVD「ヴァチカンで逢いましょう」を見ました

2014年12月30日 | イタリア映画・映画
ローマが舞台のドイツ映画DVD「ヴァチカンで逢いましょう」を見ました



ドイツ映画ではありますが ローマそしてヴァチカンが舞台ということで... 

マリアンネ・ゼーゲブレヒト(「バクダット・カフェ」主演から25年)の魅力たっぷりのコメディー ドイツ映画ですが最近はこういう軽めのものも増えていますね♪

私のホームステイしていたドイツのマンマもとっても明るくて またこういう体型の方でして(^^ゞ 
なつかしいですね ドイツ人はそれにイタリアが大好きで ヴァカンス先としても人気であります(それこそゲーテの時代から)

で ドイツ映画の中でのイタリア人男性の描き方がちょいと...イタリア好きの私としては...というかドイツも両方好きなんだけど(;'∀')
イタリア映画の中でイタリア人男性がだいたいああいう感じで描かれているのはまぁいいんだけど ドイツ人から見たイタリア人ってあんな感じなのか?? (-_-;)

ともあれドイツ語とイタリア語が入り混じり オーマ(おばあちゃん)は心配で迎えに来た娘に ここヴァチカンに来てはじめて生きてるって感じがするの!! と叫ぶあたり イタリアは自由な空気が溢れてドイツのように杓子定規じゃないってところは ドイツ語からイタリア語に走った私も納得できちゃいます(笑) ←といってもずっとカナダに住んでいたという設定ですが...

生きていくのが大変で とうとういろんな薬に頼らざるを得なくなってしまった娘 独り残された母親の心配 ローマでどんな暮らしをしているかもわからない自分の娘の心配 二人のやんちゃな息子の世話に夫のこと...

なので せっかくの結婚記念日に素晴らしいバラの花束を贈られたというのに おいたをしている息子たちのためにそれを台無しにしてしまい...あぁなんと痛々しい
時の流れとともに 若く輝いていた妻の姿が厳しい現実と格闘してゆくうちに変わってゆき...(まぁ私もご多分に漏れず...)  あの頃がなつかしいとの一言に妻もまた涙をひとすじ...  うんうんわかります(/_;)

おばあちゃんも実はおいたをしていて 孫娘もその血筋なのか... という娘のセリフもありますが ロレンツォ(ジャンカルロ・ジャンニ―二)は詐欺師とありますがやはり魅力的に描かれていますね 亡くなった夫の写真よりもずっとステキですが あぁここでまたイタリアとドイツの間で揺れ動く自分の気持ちが...(笑)

コメディーなので楽しめました 子供は思うようには育たないし(笑) 母親はちっともおとなしくしてないし 束縛できないし いやでも年は取ってゆくし(;'∀') でもあんなに元気なおばあちゃんなら万々歳ですよね!!  

映画「ヴァチカンで逢いましょう」(2012)は こちら

それでは皆様 どうかよいお年をお迎えくださいませ<(_ _)>



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