ミクロモザイク初体験!!(2021.11.6)@とんぼ玉とミクロモザイク体験海津屋
休会中の当サークルの活動再開となった初日が このミクロモザイク体験でした!!
Il Centro校から届いたメルマガに 見るも美しい緻密なミクロモザイクの写真があり その存在を初めて知り 早速会員さんと体験に行ってきました💛
イタリアでもまだあまり知られていないという このミクロモザイク
材料は色ガラス そして緻密なモザイク加工で ローマ発祥とのこと
今までヴェネツィアングラスのミルフィオーリや ラヴェンナのモザイクの体験はしてきましたが ガラス&モザイクの両方の特質を兼ね備えたミクロモザイクは初めて ヴァチカンが考えた技術とのことです
『18世紀の後半 ヴァチカンでは 染色したガラスを伸ばし サイコロ状にカットした「テッセラ」と呼ばれる素材を用い サンピエトロ寺院の壁画を制作するモザイク工房がありました
その技法を利用し 当時ローマを訪れる富裕層のイギリス人旅行客へのお土産や贈り物用として作られるようになったのが ミクロモザイクの始まりです』(il Centroメルマガより引用)
最初はローマへのグランドツアーの土産物として裕福な男性が買っていたのですが 19世紀に職人さんがいなくなったあとは フィレンツェで女性向けの花模様のアクセサリーに特化して栄えていったそうです
昔はそれこそ緻密なモザイクでしたが バブルの頃は大変な人気で 下の段のようなお土産がよく売れたそうです
私はさんざん迷った末 縦長のペンダントの枠を選びました
← 見本
季節柄クリスマスツリーの枠もありましたが 私はオレンジ系のグラデーションを生かした縦長のネックレスの枠を ネモフィラの花畑のようにわーっとお花が敷き詰められる様を思い浮かべながら 見本を見ながら それとはまた違ったデザインで詰めてゆきました
枠の中に小さなカットグラスをしきつめてゆくのですが 下に敷いてある粘土が実はミソで それこそ秘伝の味噌のように職人技で作り上げたものとのこと
私はてっきり ヴェネツィアングラスの時のように 色ガラスを並べた後でオーブン等で加熱するのかと思っていましたが この粘土が乾くまで2週間前後置くと自然に固まると知りビックリ!!
密に敷き詰めてゆかないとあとから欠けてしまうと伺い 細い色ガラスをせっせと 同じ高さになるように敷き詰めてゆきました💛
← 右が詰める途中の私の作品 左が見本です
色ガラスは伸ばして作るためひとつとして同じものとはゆかず すべて違うものが出来上がります
← 材料の色ガラス
あらかじめカットしてくださった同系色の色ガラスを 私はオレンジ系 会員さんはブルー系を選んでそれぞれの枠に敷き詰めてゆき 隙間にくまなく詰める細い細~い色ガラスを追加していただき詰めてゆきました
集中して作業しましたが 老眼なので細かい作業はつらいかもと思い 前日はよぉ~く寝てサプリも摂ったのでバッチリ!? (昔は近眼だったので 数年間は眼鏡なしで細かいものがよく見えるおまけつき!)
北区東十条の商店街の小さなスタジオで 会員さんと合流して イタリア話に花を咲かせつつ 貴重なミクロモザイクのお話を伺いながらのひっさびさに楽しいひとときを過ごしました💖
ようやくサークル活動が再開できて本当に嬉しかったです 情報をくださいましたil Centro様 海津屋さまに心よりお礼申し上げます
ミクロモザイク体験は こちら
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日本ミクロモザイク協会は こちら
西検3級も無事終わり ようやく普通の生活に戻り... ほっと一息(^◇^)