昨日、北海道米PR誌「GREEN」の取材があった。
この中での自分に使用されるペーシ数は少ないため、本来なら、質問に対してのみ回答するだけでも、ボリュームとしては十分なのだが、昨日の取材では、あえて東京という消費地の恐ろしさ、難しさ、問題点、可能性などを徹底的に教えて、さらに、北海道米プロジェクトと修正プロジェクトについての説明と、そのためにホクレンに実行してもらいたいこと等について、2時間にわたってしたのだ。
なぜなのか。
それは北海道にとって、今回の修正プロジェクトまでも失敗してしまうと、もう完全に助けることが出来なくなってしまうし、業務用米としても助かる道が無くなってしまうという、厳しい現実があることと、ホクレンの新人が同行してきたので、その新人に対して、先端型米穀店の考え方を全て教えて、米卸との考え方の違い、業務用米やスーパーなどのバイヤーとの考え方の違いを、シッカリと見極めてもらって、どういう戦略で使い分けをするべきなのかを、勉強してもらおうと考えていたからである。
さてさて、マイナス思考だったり、違う考え方ばかりの米業界しか見ることが出来なかった新人にとっては、先端型米穀店は、どのように映ったのだろうか