こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

九州2地区のブランド化を準備

2011年02月01日 09時01分48秒 | Weblog
今回、大分県JA玖珠と宮崎県JA高千穂の、九州2地区のブランド化を進めることとなった。

九州・大分県という事を考えると、「ひとめぼれ」という東北のお米のイメージはないのだが、JA玖珠の中心品種は「ひとめぼれ」。それも、かなりの実力を持っているのだ。

これをそのままブランド化するのか、違う品種にするのかは、まずは打合せをしてからとなるが、この「ひとめぼれ」でブランド化を始めるとなると、結構「ひとめぼれ」を主力にしている産地にとっては、嫌な存在になるかもしれないな。

そして、宮崎県JA高千穂。
高千穂というと、パワースポットとして有名。
悪く言えば「それしか知らない」という現状である事から、ブランド化については、どうしても「パワースポット」という言葉を外す事が出来ない。
ブランド化する品種は「ひのひかり」? かな?

JA玖珠と違ってJA高千穂は、活動そのものが地味なので、自分としても、多くの情報を持っていないのである。

まあ、どちらにしても、まずは現地に行って、どこまで考えているかを聞いてからだな。
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「おぼろづき」のブランド化が実現できそうだ

2011年02月01日 08時40分23秒 | Weblog
昨日、この前講演してきた北海道北竜町から「「おぼろづき」のブランド化は間違いなくこの春の作付から、JAきたそらちの北竜地区で始められると思います」との連絡があった。

内容からすると、JAきたそらち本所が中心になるわけではなく、JAきたそらち北竜支所と北竜ひまわりライス生産組合が中心となるようなので、実際に実行するのは「北竜地区」となるようだ。
ということは、ブランド名等については「きたそらち」を外して、「北竜」と名乗る方が正しいだろうと思う。

もっともTPPの動きによっては、農協もどうなってしまうか判らないので、それからしても、今から農協名を入れたブランド米を作るよりも、地域名を入れたブランド米を作っていった方が良いと思うのも本音だし。

とりあえず、これで、北海道の主力品種の全てについて、ブランド米を作りだす準備ができたわけだな。

「おぼろづき」がブランド化出来るとなると、北海道米でポジションが弱くなるのが、同じ低アミロース米である「ふっくりんこ」となるのだろうから、JA函館も、のんびりとはしていなれなくなるだろうな。
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