こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

試験販売をしてみたい

2011年02月20日 20時16分08秒 | Weblog
今日、17日に講演した、高知県南国市の 農業振興部 環境農業推進課から、今回の講演についてのお礼のメールが届いた。

過激な内容だったのだが、聞いている関係者や生産者から「目から鱗が落ちた」という声も出たそうなので、「それでは、次のステップ」ということで、高知県南国市で栽培している「南国そだち」を、グレーダー1.9mm・特栽5減・23年産・30俵・完熟米・入荷時期は産地にお任せ・基本は全量1等という条件で、栽培してもらえないかというメールを送った。

自分は高知県で産廃されている「南国そだち」は、まだ一度も、シッカリとした栽培基準で造られた事が無く、そのために流通からも置いていかれている品種という印象を持っている。

しかし、自分が調べた内容では、宮崎コシヒカリや鹿児島コシヒカリよりも、品質も食味も上という結果が出ているので、丁寧に作られた「南国そだち」が、市場で通用する品種に育つことが出来るのか、試してみたいと思ったのだ。

明日から、検討してもらえるとは思うが、産地として考え方がまとまるのか、時間的に間に合うのか、それが問題となるだろう。
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北海道米プロジェクト8期の説明をする

2011年02月20日 19時56分37秒 | Weblog
今月は、全ての日程が埋まってしまっていることから、特別に、日曜日ではあるが、ホクレンが訪ねてくる事になっていた。

既に8期をしかける北竜地区には、この考え方を伝えていたし、この8期の考え方が出来上がった後の、産地での講演会では、早くもこの説明もしていた。
しかし、肝心のホクレンには伝えていなかったし、自分が考えているTPPの考え方についても伝えていなかったので、今回これらの説明をした。

自分が考えている事は、いつも奇抜で、直ぐには実行できない場合もあったりする。
しかし今回の8期においては、最短でブランド化して、今年の新米から市場デビューさせる予定となっている。
そのためには、決して無理をせずに、しかし、ブランド化のレベルを下げることなく、プロジェクトの計画を立てなくてはならない。
そのためには、ホクレンの協力が絶対必要となるのだ。

その説明の中で、市場から消えていたと思っていた品種が、まだ存在している事を知り、これも引っ張り上げられないかと、急きょ検討してみる事にした。

この品種が、うまくブランド化出来たら、今の食文化に、新しい風が吹く事になるかもしれないし・・・
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