こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

出来れば戦いたくない相手だと判った

2011年02月23日 23時53分04秒 | Weblog
九州から戻ってきて、留守の間の話を聞いていたとき、二子玉川駅の玉川高島屋との反対側に来月オープンする東急百貨店に入るお米屋が、自分の知り合いだという事を知った。

自分という存在が側にある事から、なかなか百貨店に入る店にとっても、色々と難しいだろうと思っていたが、まさかこの店が入ってくるとは考えていなかった。

自分が作ったブランド米を取り扱っている問屋に、この米屋との付き合いがあるかどうかという問い合わせをした際、「ある意味、安売りをしている米屋よりも厄介かもしれない」といわれたが、まさにその通りだと思った。

幸いにもこの米屋は、自分が作ったブランド米を取り扱っている問屋とは付き合いが無かったため、自分が作ったブランド米については、1産地以外は仕入れていないようであるが、今回の件で、米屋ごとの看板商品になればと思って自分が作ったブランド米について、広げ過ぎてしまうと、結局自分の首を絞めるという事もあり得るんだと思い知らされてしまった。

しかし、米屋にも販売権利をあげているし、産地にも自分たちで売る努力をするようにとも言っているため、いまさら駄目だとは言えないので、自分の方で作戦を立てるしかないのだが、これは困ってしまった。

まいったな。
もっとも嫌な相手と戦うことになってしまった。
それに現状だと、自分の方が、いく分、部が悪いし。
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九州紀行-12

2011年02月23日 20時38分03秒 | Weblog
高千穂峡と真名井の滝

「高千穂峡」には「真名井」とつく滝があることから、帰る当日であっても、どうしても見ておきたいという思いがあり、朝5時に起床したら、まだ外は真っ暗で、とてもではないが歩ける状況ではなかった。
だから、確実に足もとが確認できる6時半まで待って、ホテルからトボトボと歩いて「高千穂峡」へ向かった。

「直ぐそこ」と言われていたが、実際には、くねり曲がった急な道を10分ほど歩かなければならず、「高千穂峡」に辿り着いた時には、ハアハアと息が上がってしまっていが、誰一人いないし、空気は澄み切っているし、山の斜面には小動物が動き回っていて、大自然を満喫する事が出来た。

橋のところから渓谷と「真名井の滝」を見ながら息を整えていたとき、何かがおかしいと感じ、「真名井の滝」の上流を探してみたところ、水量のコントロールをしているのか、岩がすり減る事を和らげるためか、升が付いていて、どうやらそこから滝に流れ込んでいるように見えるのである。
事実は判らなかったが、なんとなくパワースポットと言われている割には、エネルギーが弱く感じたのは「真名井の滝」の上についている人工物のせいかもしれないと思ってしまった。

その後、高千穂峡の遊歩道を高千穂大橋の方へ向って歩いていったところ、道路工事のため見る事が出来ないと思っていた「鬼八の力石」の歩道が、解放されていたために見る事が出来たことで、「ならもっと奥まで」という気持ちになって、さらに奥へ奥へと歩いてみる事にしたのだ。

しばらくすると、「高千穂神社」という標識があたので、「ただ同じ道を戻るのは面白くない」と考え、「高千穂神社」を目指す事にしたのだが、これが大きな間違いであった。
「高千穂神社」が、この遊歩道からみると、山の頂上に位置する事は想像できていたのだが、まさかこれほどまでにキツイ斜面と階段を上っていくことになるとは想像していなかったのだ。

途中、何度も来た道を戻ろうと考えたのだが、戻ると、行きに降りてきた道をまた登らなくてはならないし、とにかく出発時間に間に合わなくなってしまうという事態になってしまうし、「それくらいが出来ないのなら、この地域のブランド化は出来ない」という思いもあり、ゼイゼイと荒い息で、休むことなく斜面を登り続けて、「高千穂神社」を目指した。

やっと、「高千穂神社」の裏側に出たときには、まだ朝の7時半過ぎだというのに、全身から汗が噴き出て、シャツはビショビショになっていたが、物凄い達成感があり、神社に吹いていた風も心地よかった。
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