11月25日 秋田県大仙市のゲストハウス「フォーシーズン」で、JA秋田おばこ主催の「秋田おばこ2015 15:00-18:00」が開催される。
参加者は、管内生産者300名、青年部、女性部、関係機関、JA役職員400名、来賓は、県・市・町・米流通卸業者・農業関係団体。
さすが「JA秋田おばこ」という感じだ。
その中で自分は、「消費者が求めるお米について~おばこ生産者が歩むべき道~」という内容で、1時間の講演をする。
資料の提出期限が今日という事もあり、先ほど当日使用する資料をメールで送った。
総ページ数47ページ。
2205KB。
ページ数の割には、今回の容量は軽い。
なぜなら、写真などが少なく、文字が圧倒的に多いからである。
今回の「消費者が求めるお米について」という講演内容については、他の産地でも話している事から、その資料を再利用して使うという方法もあった。
しかし「JA秋田おばこ」とは、合併して「JA秋田おばこ」になる前の「JA神代」の時からの長い付き合いがあるし、現在の状況も理解している。
なので、他産地にも伝えていない最新の情報だけではなく、「JA秋田おばこ」には、こう進んでほしいという、具体的な内容と願いも込めた資料を作った。
参加者に「米流通卸業者」も含まれている事から、今自分が考えている「JA秋田おばこ」に対する具体的な内容を書くことについて、かなりの不安があることは事実。
これがきっかけで、自分たち差別化米専門店との距離が、また離れてしまう可能性があるからだ。
なのだが今、どうしても「JA秋田おばこ」の全ての人たちに、伝えなければならないことがある。
今伝えなければ、もう伝えるタイミングは来ない気もしているし・・・
それは
・加速している消費地の現状と求めているもの。
・先に進んでいるようで、実は遅れている産地の現実。
・使えなくなり始めているブランド米の考え方と修正の方法。
などなど・・・
それを伝えるためには、薄く浅くという説明ではどうにもならない。
どうしても、具体的に説明しなければならないのだ。
自分の伝え方が駄目でも痛い。
「JA秋田おばこ」が使い方を間違えてもダメージがある。
両刃の剣の資料。
「JA秋田おばこ」は、うまく利用することが出来るだろうか。