直接お米には関わりがないが、農業には関わっている異業種からも、超米屋計画の復活に、応援のメールが届いている。
先ほども投稿したが、70~74歳が12.5%減の280,700人。
75歳以上は8.8%減の604,800人と、高齢農家の離農が続いている。
しかし、29歳以下の農業就業人口は24・3%減の48,200人。
30~34歳は8・2%減の31,200人。
35~39歳は11・5%減の38,300人。
ついに、全体の農業就業人口は200万人割れとなった。
日本の農業は、限界点を超えてしまっている。
なのに、技術の習得には時間がかかる。
1年1作のお米は、完全に時間切れとなってしまっている。
産地の衰退は、米屋にとっても死活問題である。
米屋が無くなったら、売り場はスーパー・コンビニ・量販店・ドラッグストアー、そしてネットが中心になるだろう。
それでは、産地の事を伝える人がいなくなってしまう。
新品種の説明も、してもらえない。
消費地も高齢化しているので、わざわざお米だけを買いに、産地まで買いに行くことも少なくなる。
当たり前のこととして、食べる量も少なくなる。
既にネットの世界も、お米は反乱している。
どれが信用できるのか、どれが美味しいのか、全く判断できない状態になってしまっている。
その状態のまま、30年問題と、TPPが覆い被さってくるのだから、お米の世界は、激変せざる終えない。
食べ切れない、食べてもらえない。
小さくなりすぎた消費地の胃袋。
それを、もう一度大きくするためには、しっかりとした考えと計画と実行が必要だと思う。
そのためには、産地・地域と一緒に歩むべきだろう。
全国で、超米屋が動き出せれば、タイアップしている産地は、安心して栽培することができるし、担い手の指導もできるだろう。
そうなってもらいたいから、超米屋を再起動させる。