後押し

"一つの結論をだす時、自分は一人で考えて判断をする。

それは、前列がない事を沢山してきたため、失敗してしまった時に、他人を巻き込まないようにするためであった。

なのだが今回、自分では判断出来ないため、他人の意見を聞いている。

業界の将来のためにと、自分の個人的感情は捨て去って、どんなに嫌いな人であっても、何もやってくれない人であっても、平等に付き合ってきた。

そして、いつしか、それが当たり前になってしまった。

なので、これから起こる激震の被害を、最小限にと留めるためだと判っていても、外すとか、切り離すという事を考える事が出来なくなってしまっていたのだ。

冷静になったら判るとかではなく、正直、初めから全て判っている。

しかし、あまりに残酷非道な気になってしまい、自分だけでは、判断・実行出来ないのである。

だから、意見を聞いて、後押しをしてもらっているのだ。"

半分以上

"昨日に引き続き、自分と同レベルの頭の構造を持っている人と、話し合っていた。

こんどは、「何処まで助けて、何処から切り捨てるべきか」という内容についてだった。

自分の考え方を否定する人でも、今までは業界の将来に必要だからと、助けていた。
しかし今回の件で、助ける必要や助ける意味が無くなった。
だから、もう、切り捨ててよいだろう。

今までは自分の考え方を否定していたのに、今さら認めるとは、やはり思えない。

自分も危ないのに、他人をどうするとか、そんな余裕がない。

という、助ける事よりも、切り捨てる事ばかりが出てしまった。

結論としては、連絡を取り合っていない関係であれば、知らない人と大差ないので、切り捨てようとなった。

結果、今まで助けていた人の、半分以上を切り捨てるだろう。"

やっぱり

"昨日は、自分と同レベルの頭の構造と回転を持っている人とも、これからについて話し合っていた。

その話し合いで、共通していたのが、「全てを助ける事は不可能。無理して助ける必要も無い」
「今回は自分を守る事が最優先」
「結び付きが弱い人は切り捨てる」
「思いきった整理をした方が良い」
だった。

同レベルの頭の人なので、もしかしたら、自分では気が付かない事があるかもと期待した。
しかし、それは無かった。

今までは、どんな事でも「常に全員で！」と考えて実行していた。
だが今回は、「助けるよりも、切り捨てろ」だった。

やっぱり、そうだよな！"

話し合い

"日曜日の午後、自分の３０年間を知っている人と、今までの事と、これからの事について、色々と話をしていた。

自分の戦略が間違っていたのか、そもそも、その部分は戦略扱いだったのか。

改善策はあるのか？
改善したら変わるのか？

３６０度から見回して、ありとあらゆる事を想定して、１つ１つ細部に渡って考えて、話し合ってみた。"

これ何

"キーワード豆なのか、キーワードタコなのかは判らないが、両人差し指の先に、硬いシコリが出来ていた。

それは、キーワードを叩く度にズキズキと痛んで、入力作業の障害にまでなっていた。

だから朝に、痛みを和らげたくて、硬くなっている部分をヤスリでこすって、表面を柔らかくしてみた。

案の定、入力時の痛みは減ったのだが、そね部分が裂けて、血が吹き出してしまった。

その血を拭き取っていたら、中に小さな白い塊があるのに気が付いた。

「これかぁ。痛みの原因は」と思った。

が、「これ何？」

誰かが自分に、ちんけな呪いでもかけたのだろうか。"