"秋の新米から、店の産地・地域・品種のラインナップを、かなり見直す事になる。
頭が痛いのが、同産地・他地域・同品種と、重なっている地域ブランドを、整理するか、しないままにするかである。
自分の気持ちとしては、過去は切り捨てて、将来だけを考えて、1産地1品種と、大胆に整理しなければならないと思っている。
そうなると、どちらを残すのかの判断をしなければならなくなる。
そこで判断となるのが、産地が考えている「産地の現状と将来」である。
今現在、流通等において、そんなに困っていないという産地は、自分が側にいる理由もなければ、お米を取り扱う必要もないだろうと思う。
自分が手伝うのは、やはり、現在苦しんでいて、将来が見えなくて、困っている産地だと思う。
ずっと、どうしようか悩んでいたのだが、今日の夕方、その判断が出来た。
どうやら、1つの地域は、自分たちで、やって行けるみたいだと聞いた。
なら、助けるのは、もう1つの地域にするべきだ。
長い間、この地域の品種を取り扱つかっている人もいるので、新米までには説明して、納得してもらわなければならない。
だが、今まで主力品種ではなかったはずなので、多分、大丈夫だろう。"