こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

糞生産者

2019年06月20日 16時36分48秒 | Weblog

"「自分たちが誇れるブランド米を、作り育て、自分たちの担い手の将来を守る。そのため種子を管理し、栽培者も流通も限定する」と言っている某産地のオリジナル品種。

産地にとって死活問題となる、その種子が、生産者から他産地に流出し、流入した他産地で栽培されているらしい。

という情報が入った。

自分には、以前から「真実味があるウワサ」として伝わっていた。
なので、「やはりか」という残念な気持ちで一杯。

しかし、自分の産地のオリジナル品種の種子を、他県に渡した生産者って、何を考えているのだろうか。

その行為が、将来、自分の産地に与えるダメージが、想像出来ないのだろうか。

自分たちの担い手に対しても、取り返しがつかない事をしたのだ。

自分だけカッコつけられれば良いとか、自分だけは、絶対に生き残れるとか、安易な事を考えているのかも。

こんな糞生産者は、産地にも地域にも必要ない。
さっさと引退して、二度と農薬に関わらないでほしい。"
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ヤバすぎる

2019年06月20日 15時48分07秒 | Weblog

"種の販売が無いため、自分で種をとり栽培している貴重な品種です。
農薬を一切使用せず、化学肥料も使用しないで作っています。
そのため、田んぼにはヒエがはえていて、お米にも混ざってしまう場合があり、農薬を使っていない証明だと、お客様には説明しています。
ネット販売を増やしていきたいのですが、方法などを教えていただけませんでしょうか。
というメールが入っていた。

自分で種をとっているリスクは、品種証明が出来ない事。
毎年、DNA検査に出して確認しなければ、危なくて栽培も販売も出来ない。
もしも、販売してからDNA違反のために回収命令が出たら、億に近い損害賠償を払い切れない。

貴重な品種となると、食品表示方に基づく食品表示基準の表示が出来ない可能性がある。
その場合、どの様にして、産地・品種等を消費者に伝えるのか。

お米を流通販売する場合、アワやヒエは異物混入扱いとなるので、産地側で完全除去しなければなりません。
農薬を使用していない証明とはなりません。

自分で作って自分で販売するのであれば、全責任を自分が持たなければなりません。
販売においても、自分で考えて下さい。
こちらからの助言等は、ありません。
と返信をした。

とにかく、「ヤバすぎる、怖すぎるお米」だと思った。"
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巨木・御神木・棚田米つや姫

2019年06月20日 14時40分26秒 | Weblog

"島根県JAしまね石見銀山地区本部から、令和元年の「石見銀山つや姫」と「巨木・御神木・棚田米つや姫」のん、ブランドシートと「巨木・御神木・棚田米つや姫 憲章(改訂版)」が、火曜日にメールで送られてきた。

ブランドシートは、複雑に成りすぎていて、実行出来なくなっていた部分を、ザックリとカットして、現状で実行可能な内容に修正されている。

それに合わせて、憲章も修正されていた。

石見銀山地域のトップブランド米は、「石見銀山つや姫」ではなく、日本テレビ「満天☆青空レストラン」でも紹介した、石見銀山地域の環境を最大限に活かして栽培している、「巨木・御神木・棚田米つや姫」なのである。

しかし、このブランド米に感心を持つ米屋が少なく、生産量が多い、テレビでは紹介していない「石見銀山つや姫」の販売を続けてしまっている。

結果、石見銀山地域の活性化にはつながらず、石見銀山・隠岐・島根おおちからなる「ご縁三国結び米」の中で、ずっと苦戦が続いてしまっている。

これ以上の苦戦は、産地ダメージが強すぎ、産地の崩壊に繋がるので、今回を期に、大きな改革をしなければならない。

石見銀山地区本部は、6月30日に大阪で開催される産地説明会の場で、米屋に対してプレゼンテーションをする事になっている。

そこで、石見銀山トップブランド米であり、地域のためのブランド米である「巨木・御神木・棚田米つや姫」の説明と憲章の説明が大半となり、今までの「石見銀山つや姫」の説明は、ほとんどしないままとなるだろう。

産地が生き残るためには、消費者が「買いたい、食べたい」と選んでくれるブランド米を作る必要があり、それが石見銀山地域では、「巨木・御神木・棚田米つや姫」なのだから。"
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