こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

将来性

2019年12月06日 10時50分32秒 | Weblog

某品種について、メディアから質問がきた。

美味しさや特徴等の質問は、簡単に答えられる。
しかし、「将来性について」を聞かれると、どう答えて良い判らない。

何故なら、「華々しくデビューしたのに、結局ブランド化出来ず、ひっそりと消えていくのだろう」と、自分は考えているからである。

決して、品種が悪いとかではない。

品種が持っている特徴や食味は、日本のお米の中で、面白い所に位置していると思う。

なのだが、ブランド化戦略なのか、ブランド化計画なのかは知らないが、何をやりたいのか、どうしたいのかが、全く見えない。

ブランド米にする以前に、「売る気があるのか」という疑問が先にある。

県や全農は、どうするんだろうな。

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汚点

2019年12月06日 09時33分30秒 | Weblog

半年くらい前、「巨大な山が崩れ落ちる」と、自分は言い続けていた。

巨大な山は、説明会の中で、「9月には報告したい」と言っていた。

しかし、話は一向に進展せず、ついに12月に入ってしまった。

「立つ鳥、後を濁さず」ということわざがあるが、巨大な山は、濁すだけでなく、掻き回してドロドロにしてしまった。

お米の歴史にも、大きな汚点を刻んでしまったと思う。

自分たちは、混乱と諦めばかりの日々が続き、新体制を作る事も出来ず、衰弱し続けてしまった。

もうじき、正式に発表があるらしいが、全て手遅れ。

産地は、来年の計画が立てられなくなった。
ここまで来てしまうと、修正も変更も出来ない。

全国的に、令和元年産米の品質が良くないので、2年産については、色々と修正が必要だったのだが。

したがって、米屋も、何も出来ない。

何故、こんな愚かな事に、なったのだろうか。
初めから、全て判っていたはずである。

正式な発表の後、巨大な山は、ことある毎に言われ続けるのだろう。

業界の衰退を加速させた元凶だと!

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