こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

どうせ仕事にならないから

2009年05月11日 09時33分11秒 | Weblog
 先週の金曜日に、店頭にある精米機をメンテナンスをした。
とにかく、この精米機は重たいし、専用の土台もしっかりとあるし、隣にも店頭精米機が並んでいることから、そうそう簡単にメンテナンスが出来なかったため、判ってはいたものの、そのまま酷使して使い続けていた精米機だったのだ。

しかだって、メンテナンスといっても、ただの掃除程度では収まらず、主要部分を取り外しての、フルメンテナンスとなってしまった。
そのため、200キロを超える精米機を持ち上げて、掃除がしやすい位置までずらして作業をすることとなった。

「よく動いていたな」と思えるほどの状態にまでなってしまっていたため、掃除だけでも3時間ほどかかってしまい、それから一通りの動作チェックを終えたときには、既に沢山のお米が、精米待ちとなってしまっていたため、気が焦ってしまっていて、その精米機を、元の専用の土台に戻そうとしたとき、誤って、アースを取るために設置してあった金具を踏んでしまったのだ。

血までは出なかったものの、靴底と靴下には穴が開き、足の裏側から足首にかけてを、思いっきりグキっと痛めてしまったのだが、とにかく仕事を中断することが出来なかったため、「痛い痛い」と言いながらも、その後も、深夜の納品も、土曜日も仕事を続けていたのだった。

その結果、土曜日の夕方には、足首からひざ下までが、同じ太さに感じるほどにまで腫れ上がってしまって、日曜日は部屋から一歩も出られず終いとなってしまった。
今日は、日曜日ほどには腫れていないものの、まだひざ下までの痛みが残っていることから、無理をしないで、店頭での作業はお休みすることにした。

よって、パソコンの前に座って、溜まってしまっている資料を、一気に作り上げてしまうことにした。
でも、溜まりすぎているから、全部は無理だろうけど・・・
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報道2001を見ていて

2009年05月10日 17時28分50秒 | Weblog
 フジテレビの「報道2001」を見ていながら、ずっと「その考え方だけでは片手落ちだ。それでは産地は助からない」と思い続けていた。

親身になって考えてくれているとは思うが、その議論の前に、もうひとつ大きな問題があると自分は思っているし、その部分を解決しないことには、今日の議論も無いと思うのだが、残念ながら、そこの部分については誰も触れてくれなかった。
他の番組でも「農業」について取り上げることが多くなったのだが、その部分に触れている番組は、まだ一つも見た事がない。
いつも、その先の成功事例などが取り上げられるばかりだ。

産地をいろいろと歩いていて、テレビが取り上げている成功事例は、本当に特殊な事例で、ほとんどの産地では、参考にはあるだろうが、残念ながら実行は出来ないだろうと思う。
すべては、その前の問題を解決させないと、駄目なのだから。
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お年寄りを悲しませる米

2009年05月08日 10時27分45秒 | Weblog
 鎌倉市に住んでいるというお年寄りから、「近くのスーパーで買ったお米で、他のお米よりも高かったかし、魚沼コシヒカリと書いてあるから、美味しいのだろうと思って買ったのだが、ワラを噛むようで、一口しか不味くて食べられなかった。苦労してきた為、美味しくなくても捨てることも出来ず、本当に困っていたら、近くの子供がいる人が貰ってくれたので、やっとお米を無くすことができた。少なくて悪いんだけど、ほっとするような美味しいお米を2kgをってもらえないだろうか」と電話があった。

魚沼コシヒカリの品質の悪さについては、自分の店のお米でさえも、クレームになることが多いので、十分に承知しているので、不味さの責任については、半分は産地にもあると思うが、一口しか食べられないお米を販売している業者とは、いったいどこなのだろうか。
ましてや、クレームが多いといっても、ブランドを名乗っている、魚沼コシヒカリとして店頭で売るのであれば、それなりの神経は使わなければならないのは当然のことである。

産地も、ブランドを守り続けたいと思う気持ちがあるのなら、品質の悪いお米については、一切流通に乗せないようにしなければならないと思うし、ブランドを名乗っているお米を販売する業者についても、品質の良いお米だけを、選んで販売するようにしなければならないと思う。
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早いけど納品へ行ってしまおうか?

2009年05月07日 00時50分42秒 | Weblog
 玉川島屋へ納品に行く時間は、いつも深夜の3時過ぎ。
昨日も3時過ぎに納品へ行ったのだが、またお米が足りなくなってしまったため、今日も行くことになっている。

もうじき深夜の1時となるのだが、今から仮眠してしまって3時に納品に行くもの結構つらいので、それなら思い切って、納品口が混雑しているのを覚悟して、今行ってしまおうかと思い始めている。

でも、外は結構風が強く吹いているし、雨も本降りの状態。
どうしようかな???
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もう書いてもいいだろう

2009年05月06日 23時59分04秒 | Weblog
 もう次の号になってしまっているので、今なら書いても良いだろうと思ってので書くことにする。

2009年5月4日号の日経ビジネスの特集は、『企業発 儲かる農業「家業」から「産業」へ3つの条件』だったのだが、実はその中に、北海道米のブランド化についての記事があった。
しかし、その内容は、ホクレンにとっても、ほとんどの北海道の生産者にとっても、一番触れてほしくない部分だったに違いなかっただろう。

「ブランド米」というのと「売れている米」というのと「知られている米」というのは違うのだか、ほとんどの産地や生産者は、この3つの言葉を混同して考えてしまっている。
少し産地名が消費地で話題になれば、すぐに「自分たちの米は売れている」と思い込んでしまうし、自分たちの地域に、他の産地や生産者などが視察に来れば、その産地と「肩を並べた」とか「自分たちが上位に立った」などと思い込んでしまう。
そして、北海道米も、まさにそうだった。

自分が北海道に乗り込んでいって、「北海道米のブランド化」を始めると言ったときから、自分は口を酸っぱくして言い続けていたはずである。
ブランド化は最低でも数年はかかる。
1年や2年の評価というのは「ダークホース」なのだから、過大評価されていて正当なものではない。
勝負は3年目からとなり、すべての産地が敵となった時からである。
だからその間は、周りの評価や反応に奢り高ぶらず、自分勝手に動いてしまったり、消費地を見ないで計画をしたりしてはいけないと。
しかし、北海道はそれを守らなかった。
そして、その結果が、既に消費者の話題にも乗らなくなってしまっただけでなく、評価も下がり続けているという、今の現状なのだ。

北海道の評価が下がり続けている中で、ホクレンも生産者も、今年ビューする北海道の新品種「ゆめぴりか」をどうする気なのだろう。
誰に対してピーアールするつもりなのか。販売方法はどうするのか。いくらで販売するのか。
自分が進めていたブランド化はステップアップの方法だったのだが、そのブランド化の道を踏み外してしまったからには、この手法を使うことは2度と出来ない。

他のブランド化を計画している産地は、今回の北海道米のブランド化の失敗を、ものすごく勉強している。
自分も、最悪の失敗例として、ブランド化を手伝ってる産地には説明している。
今回の北海道の失敗は、「敵に塩を贈ってしまった」のだから、これによって他の産地は、同じ間違いをすることは少なくなった事だろう。

ホクレンよ。北海道の生産者よ。
どう戦う? どう攻める?
どうやって、もう一度ブランド化の道を歩くつもりなのだろうか?
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よく売れたこと

2009年05月05日 15時07分26秒 | Weblog
 土曜日・日曜日と、連休用にと倍以上のお米を納品しておいたのだが、足りなく無くってしまった為、また深夜に納品することとなったのだが、あまりの多さにビックリ。

テレビでは、高速道路の渋滞や海外旅行の話題が多いことから、「今回はそんなに売れないのでは」と考えていた為、心の準備が出来ていた無かったので、発注書を見たときにはメゲテしまった。

しかし、売れると言うことは良いことなので、巷は連休でも、シッカリと納品してこなくては。。。
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目標はクリアー

2009年05月04日 23時59分59秒 | Weblog
 久しぶりにQVCに行って、お米を研ぐボール「米スターボウル」を生放送で販売してきた。
久しぶりということもあるし、朝早いということもあって、若干テレビモードに成り切れないでいたのだが、自分の前に販売している人の、あまりのテンションの高さに圧倒されてしまって、テンションはズレズレ。
だからこそテンションのコントロールをしなければならないのだが、「こんな気持ちで、売り切れるだろうか」と考え始めてしまったことで、されにテンションはずれてしまった。
こうなってしまうと、どうにもならないことから、「テンションは放送中に直すしかない」と割り切って、生放送へ出ることにした。

意外とそれが正解だったようで、変に肩に力が入らずに、説明することができた事から、当初の目標数量と販売金額はクリアー。
放送直後には、まだ100人以上の電話待ちがあったことから、最終的には、ほぼ完売に近い状態にまでにすることができた。
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近くで火事があった

2009年05月01日 00時02分14秒 | Weblog
 玉川島屋への納品があるから、少しでも仮眠しなくてはと思っているときに、「なんか臭いな。誰だビニール燃やしているの」と思っていたら、消防車・パトカー・救急車が、けたたましい音を立てながら通り過ぎていったら、なんと、少し離れた場所でサイレンの音が止まったのだ。

どうやら近くで火事が起こったようである。

近くで火事があると、仕事柄、「うちのお客さんの家ではないだろうな」と心配になってしまって、いつも見に行くようになってしまっている。
たから今日も、むくんだ足のままで、ゆっくりと火事の現場まで見に行ったら、お客さんもいるマンションの1階が火元のようだった。

煙はかなり酷かったのだが、幸いにも大きな火災にはならないですんだようなので、まずはホット一安心。

本当に、火事だけは気をつけなくては。
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