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野武士のわがままひとりごと

気ままに焦らずたゆまずのんびりと趣味を楽しんでいます
(中溝喜慶/滋賀県)

NVR養成講座(B05)

2005年05月23日 | NVR養成講座受講

 4時過ぎに目が覚めたが、この時刻にはまだ雨は降っていなかった。5時過ぎ頃から雨音が聞こえてきたが幸IMG_1738NSいにも自然の森を観察する頃には小雨になっていた。まだ、名前を覚えられないのだが森の木々、草花の変化を見るのが楽しくなってきた。時系列的に確実に変化していく森の姿が自然の恩恵によるものだと思うと、事件や事故で生臭い世の中がおそろしくなってくる。

 植物と昆虫との不思議な関係を知らされる。左の写真ではわかりにくいのだが、植物「うまのすずくさ」には、「じゃこうあげは蝶」のみが寄ってくるのだという。指導の先生は、ここ数年、じゃこうあげは蝶を見ていないので絶滅したのではないかと心配しているというのだ。「うまのすずくさ」と「じゃこうあげは蝶」は一対の関係で、どちらが欠けても生きていけないらしい。蝶や蜂の種に関係なく受粉の媒体となりうると思っていただけに驚きである。

 蜂は、赤い色が見えないらしい。鳥は、赤い色が見えるらしい。虫は、紫外線が見えるらしい。犬・猫は、世の中を「白・黒」の世界として認識しているらしいことを聞いたことはあるが、何の疑問も抱かずに不思議な現象を見過ごしてきたかと言うことだ。これからだって知らずして生活していくのであろう。


蜂の巣

2005年05月18日 | ボランティア

 17日は、継続中のN邸環境美化のボランティア活動日だった。4/29付けで紹介したレイカディア大学園芸20050517-V100NS学科(1年)による庭園の剪定ボランティアだ。剪定ばさみや両手ばさみ、のこぎり等々の道具を持って現地へと集合する。指導の先生に、三脚の使用上の注意や剪定の基本順序やコツを説明していただいたあと、めいめいが剪定する樹木を決めて実作業にとりかかる。

 ビフォアー&アフターの記録写真を撮影することになったが実際に撮影するとなるとなかなか難しく考え通りにはいかないものだ。個々の樹木を撮るのも良いがブロックごとの全体像の方がスカッとしそうだ。

 写真撮影の時に、結構大きな蜂の巣を見つける。すでに家主はいないが美しい模様の入った“宿”を作る蜂の天性の素晴らしさに見入ってしまう。まさに芸術作品だ。スズメバチの巣だろうか。


野武士流勉強会

2005年05月14日 | レイカディア大学

 これまた野武士流勉強会のスタートだ。

かねてより、「ホームページの作り方」の勉強会を計画して欲しいと依頼されていたが、ある躊躇もあって、遅れながらも思い切って引き受けることにした。今日が勉強会の初日だ。この勉強会は、個性豊かというべきか、無手勝流の暴走なのか、と自問自答している。野武士流=無手勝流なのだが、受講してくれる人の貴重な時間を消化するのだから決しておろそかにはできないのだ。何でもいい、一つでも身に着けて帰ってもらえればそれでいいと願う。ホームページを作るのに、今更、なんで「Word」なのかとも思われるかも知れないが、野武士の考え方があって、初心者にとっては、Wordで作ってホームページの構造等を含めてリンクの仕組みを実体験で身につけて欲しいからだ。身近なWordでなら色んな疑問も湧いてくるし、質問もしやすいはずだ。案の定、質問が飛び出してホームページ以外の基礎的な勉強もできたのではないかと思っている。1日目は、予定通り、実践でもってある程度は習得していただけたのではないかと思っている。今日の実践を足場にして、次回は、市販ソフトを使ってのホームページ作りに挑戦することにしている。

 仲間同士の集まりであるし、せっかくの勉強会だけに、和気藹々の楽しい環境を作り上げて、ゆくゆくは全員が自分のホームページをアップロードできるようにしたいものだ。


NVR養成講座(A05)

2005年05月09日 | NVR

 5月8日。午前中のテーマは、「植物の基本構造」であり、植物と仲良くするためのキッカケづくりとして「野菜に200505-N16NS学ぶ植物の不思議」についての講義を聞く。大根・さつまいも・人参の実物を手にして、根っこにつまようじを挿して確認すると規則正しく並んでいることに気付く。いつも目にしている野菜なれどこの不思議な「現象」に出会った時に、普段の生活がいかに無関心に過ごしているかを思い知らされたことか。また、玉葱を縦方向に半分に割って、「根・茎・葉を区分できますか?」との質問に、受講生???。答えを聞いてみると中学の理科の時間に聞いたことがあったようなそんな気がしてきたが定かではない。

 午前の講義が終って、 今まで座っていた椅子(松の木を切断して作られた椅子)を離れたわずかの時間に表面一杯に羽蟻がでてきたのには驚く。まさに、野外活動を実践する「自然観察の森」を実感してしまう。この羽蟻の大群も昼休みが終る頃には自然界の中に飛び立ってしまったがふと「彼らの寿命ってどのくらいなのかな」と思いをはせらしていた。


菊づくり同好会(第2回)

2005年05月07日 | レイカディア大学

 菊づくり同好会のメンバーが学科長宅に集まった。

ちょうど1ヶ月前(4月7日)に1回目の移植を行ったが今日が2回目の移植で5号から7号へと一回り大きくなっ20050507-K16NS た鉢を使用する。先に、苗の長さが10cm位で摘芯していたが育て方が下手だったようで主幹および第1枝となるべき枝が伸びていなかった。充分な太陽光が当たっていなかったのが原因らしいが先生の指示に従って移植作業を進める。

①用土つくり(腐葉土4、赤玉4、粗い砂、薫炭)②7号鉢に用土を入れる③根っこを綺麗に洗って太い根っこ5~6本を残し小さな根を切り落とす④発泡スチロールの上面に、よく練ったケド(化土)を塗る⑤塗ったケドの上に菊の根っこを四方に振り分ける⑥根っこ部全体を湿らせた苔と新聞紙で二重に巻いて保護して移植を完了する(写真)。

次回の会合までの作業として主幹、第1枝~を育てて摘芯と施肥の指導をうける。菊づくりの大変さがわかってきたが楽しみも大きいようだ。

あと1回、さらなる3回目の移植が残っている。


田植え考

2005年05月03日 | 日記・エッセイ・コラム

 この地方では、5月の連休を利用して一斉に田植えが始まる。早朝から、代掻きする耕耘機や田植え機等の農耕機の軽やかなエンジン音がこだましてくる。水をはられた田んぼには、すいす~いとツバメが時折、飛び交うがまだ時期早々なのかまだ数は少ないようだ。

 田植えもそうだが農繁期になると短期間の勝負だけに人出を必要とする。どこまで役立つのかわからないのだが猫の手よりはちょっとはましだろうとお手伝いをする。周りの田んぼを見回してみて感じるのだがひと頃言われていたサンチャン農業がちょっぴり変わってきているようにも見える。じいちゃん・ばあちゃんまでは同じだがかあちゃんの姿が少なくなってきているようだ。社会の構造が変わってきていることを如実に表しているのかも知れない。農業を懸命に頑張っても収入は限られ、稼働率の極端に悪い農機具を買うのに追い回される現状にどう対処していくかを問われる農家の姿をみる。その昔、子供の頃に、「米」は「八十八と書き、収穫するまでに88回の人手がかかっている」と教えられ、「モノを大事にする、もったいない」という精神論を植えつけられた。私自身、どれくらいの人手がかかっているかは知らないが手間暇かけて育てて収穫する苦労は忘れてはならないだろう。時代の流れかも知れないが主食となるべく米をはじめ農業を軽ろんじる政策や飽食時代のツケが回ってこないことを祈るばかりだ。


吉御子神社例大祭

2005年05月01日 | 日記・エッセイ・コラム

 5月1日は、氏神様である吉御子神社の例大祭である。今年は、例大祭が日曜日ということもあって旧街道東IMG_1543S 海道筋は見物客が多いだろうと想像していたがお昼を前後して小雨が降り出したこともあって人出は例年と変わりないようであった。

 吉御子神社を出発した神輿は、最初にお旅所へ赴き、その後、旧東海道筋に設けられた休憩所で各町内会の歓待を受けながら練り歩くのだが神輿の担ぎ手の中心となる青年団の人数が年々減少する中で伝統を維持していくのは大変なようだ。この対策として一頃、台車に神輿を載せて引っ張る案が浮上したようだが「迫力に欠ける、伝統が消える」等々の理由で立ち消えになったことを聞いている。ただ、我々町内会でも、互請当番として担ぎ手を出さねばならないが年寄り所帯では担ぎ手にはなり得ない。神輿のあとについて歩くだけの「その他大勢」の仲間でしかない。そろそろ対策を考えるべき時期かも知れない。そろそろ復路の神輿を出迎えに行こう。