4時過ぎに目が覚めたが、この時刻にはまだ雨は降っていなかった。5時過ぎ頃から雨音が聞こえてきたが幸いにも自然の森を観察する頃には小雨になっていた。まだ、名前を覚えられないのだが森の木々、草花の変化を見るのが楽しくなってきた。時系列的に確実に変化していく森の姿が自然の恩恵によるものだと思うと、事件や事故で生臭い世の中がおそろしくなってくる。
植物と昆虫との不思議な関係を知らされる。左の写真ではわかりにくいのだが、植物「うまのすずくさ」には、「じゃこうあげは蝶」のみが寄ってくるのだという。指導の先生は、ここ数年、じゃこうあげは蝶を見ていないので絶滅したのではないかと心配しているというのだ。「うまのすずくさ」と「じゃこうあげは蝶」は一対の関係で、どちらが欠けても生きていけないらしい。蝶や蜂の種に関係なく受粉の媒体となりうると思っていただけに驚きである。
蜂は、赤い色が見えないらしい。鳥は、赤い色が見えるらしい。虫は、紫外線が見えるらしい。犬・猫は、世の中を「白・黒」の世界として認識しているらしいことを聞いたことはあるが、何の疑問も抱かずに不思議な現象を見過ごしてきたかと言うことだ。これからだって知らずして生活していくのであろう。