10月も終わりに近づくとあちこちから菊の便りが舞い込んでくる。レイカディア大学在学中に級友3人が先生役となって「菊つくり同好会」を立ち上げてくれた。私も仲間に入れていただいて小菊盆栽・大菊・福助等を育ててきたがどういう訳か上手く育てられない。菊つくりに関して言えば、いわゆる落ちこぼれ生となった。土つくり、水遣り、肥料のやり方、 日照時間、雨対策、防虫等々どれをとってもないがしろにできないことが良く分かった1年だったように思う。
育ての親がいい加減であっても、菊自身の本性というべきか菊自身の自活力・生命力に助けられてしかるべき時期が来ると美しい花を見事なまでに精一杯けなげに咲かせてくれるじゃないか。素直に菊の本性に感謝する日々だ。菊は、育ての親を選べないのだからきっと辛い思いをしながら成長し、花を咲かせ てくれたのだろう、と考えると来年こそは育ての親の条件を満たすべく努力をせねばなるまいと心底反省する。小菊盆栽のみは開花するまでにはあと数日かかりそうだが開花しだすとアッという間に開花してしまうことになりそうだ。カーポートを利用した落ちこぼれ生の菊花展の写真2枚をとくとご覧下さい。写真をクリックすると大きくなりますよ。 近所のおばさんに、「この程度の大きさが手ごろじゃないの?」と言われたが皆様はどう思われるのでしょうか(近々、ホームページに新設ページ「菊つくり奮戦記」を追加しようと計画しています)