畑を借りてこの12月で丸2年となる。今年の9月からは借用畑の面積も広がりわが「ままごと農園」で収穫した野菜類を老夫婦だけではとうてい食べきれない。勿論、隣家に住む息子の家族にも精一杯食べて貰ったり、知人にも食べて貰っているが上達した栽培技術?もあってとうてい消化しきれない。そのまま捨てるのは勿体ないし思い余って道路側に写真(クリックで拡大表示)のように野菜を置くことにした。大根・春菊・水菜を置いて通行人へ食していただくよう協力依頼である。
【素人づくりの野菜をを食べて下さる方、ご自由にお持ち帰り下さい。ただ、“虫”がついているかも知れませんがご容赦くださいね】と断り書きを付けたが無農薬を意識しながらの栽培だけに虫食いは避けられないし、虫だってついてるかも知れないのだ。果たして食べてくれる方はおられるだろうか。食べてるれる方には感謝である。
さて、今年の野菜づくりで最大の収穫は、大根と人参の移植実験を試みたことだ、「根菜類は移植できない」と聞いていたことにいささか疑問をいだいていた。技術畑の片鱗が顔を覗かしてくれたこともあって今年は間引きした大根と人参を移植実験してみることにしたのだ。周囲の人にも「失敗する」と言われていたが大根は見事に収穫できた。確かに、多少髭(根毛)が多いことぐらいで大成功だ。人参の成長も順調のようだし収穫が楽しみである。「失敗する」と言っていた人もこの成功を見て来年は挑戦するそうだ。