26日、NVR養成講座(B)を受講した。12日の講義の時に、モリアオガエルの産卵風景を写真撮影していたこともあって、この空梅雨でどうなっているかが気になっていた。 講義が始まる前に、現場を確認に行くと心配していた通り、池の水は干上がっており、どうみても新しい生命は誕生しなかったようだ。梅雨の時期には、梅雨らしく雨が降ることを願いたいものだ。自然の摂理を乱しているのは間違いなく人間であるということだ。
今日のテーマは、「植物(花)と虫」で森内をゆっくり散策する。アジサイもそろそろ「終焉」を迎える頃だが、シチダンカもヤマアジサイも受粉すると、花の方向は、下向きに変わるという。今まで知らなかった事実に植物の本能の凄さを知る。写真では、わかりにくいかも知れませんがよくよく眺めると裏返しになっているのがわかりますよ。受粉後は、もう「虫」の必要性が無く、むしろ迷惑にすら感じているというのだ。面白くもあり、自己防衛策の素晴らしさを感じる。