俗にいう大型連休が終わった。
リタイアして十余年が過ぎた吾輩にとっては今更ながら「連休」という言葉が当てはまらない。毎日が日曜日だからだ。考えてみれば“穀潰し”的存在なのかもれないがまだまだやりたいことが残っている。
“穀潰し”とは【定職もなくぶらぶらと遊び暮らす者。無為徒食の者をののしっていう語】らしいが確かにののしっては欲しくない、と思う。現在はそれなりの生き方をしているが社会に対して迷惑を掛けるのでもなく一市民としての義務をも果たしていると自負しているからかも知れない。
今年も4月の後半になってから「菊づくり」が本格的に動き出した。9年目となる菊づくりだが時としてさまよってしまう。過去の経験は活かされているのだが新たな問題にぶち当たってしまう。今年は、小菊盆栽(根上がり菊)の定植からの育成が上くいかなくて枯死する壁に突き当たっている。例年と変わらない育成方法のつもりだが晴天続きで気温が高く「乾燥」しすぎるようで水分(栄養分)が長いむき出しの根(30~40cm)を登りきらないようだ。
大菊の挿し芽、小菊盆栽、小品盆栽の順で作業を進めており次は懸崖、辻が柳の定植へとステップを進めていき、ほぼ2カ月後には福助の挿し芽をすることになる。(写真をクリックで拡大)