日曜大工の一環として「小菊盆栽用の育成箱」を作っているが防腐剤として使用している「木部保護塗料」の塗布日によって写真のように異なる色合いに仕上がった。
同一容器の塗料なのに仕上がり色が違い過ぎる。 何故? なぜなのか?
3リットル入りの塗料缶だが残量として1割程度しか残っていないところに原因が潜んでいそうだ。(写真をクリックで拡大)
①1月25日の塗布=3リットル缶塗料をそのまま小鉢に入れて塗布
②1月28日の塗布=3リットル缶塗料を撹拌後小鉢に入れて塗布(黒褐色)
明らかに、“沈殿”現象に原因があることは確かなようだ。保護塗料なのだから色んな成分が含有されているだろうから沈殿するのは当然といえよう。
原因が何であれ2種類の仕上がり色に恵まれたことがとっても嬉しい!!
昨日(1月21日)、今年の菊づくりが始まった。1カ月以上も早いスタートとなったが例年とは違う目出度い日となる。
実は、昨年の12月にレイカディア大学米原校の事務局経由で1通のメールが届く。園芸学科35期生の1グループが課題学習として「根上がり菊」に取り組んでいるので相談に乗って欲しい、というメールだった。
草津校園芸学科27期生として在学中に、仲間が立ち上げてくれた菊づくり同好会で“菊づく
り”の基礎は教えてもらったものの上手く育たないこともあって“我流・自己流”を貫き通して8年もの歳月が流れてしまう。
菊づくり9年目を迎える今年、同期生でもある私の先生に依頼して二人で協力することにしたが私こそが初心に戻る絶好の機会となったような気がしている。 こうして昨日が第1回の勉強会となる。勿論、初顔合わせの勉強会であるが受講生の全員が菊づくり初心者とあって「当時の我が姿」にタイムスリップしたような思いだった。菊づくりの仲間が増えることがとっても嬉しい。
根上がり菊(小菊盆栽・小品盆栽)は、菊苗がうまく育ってくれるかがキーポイントとなるが今、育成中の苗がうまく育ってくれるのを祈りたい。
来月の勉強会は、岩づくりに挑戦だ!! (写真クリックで拡大)
あけましておめでとうございます。
2014(H26)年がスタートした。
近くのお寺から聞こえてくる“除夜の鐘”を聞きながらゆく年くる年に想いを馳せた。
昨年は自分にとってどんな1年だったかと過ぎ去った日々を思い起こす。6月に足腰の痛みが走って整形外科に駆け込んでの診断は「脊椎管狭窄症」だった。それ以来、週2回通院することになった。ただ、2年前の甲状腺癌と向き合った気分とは雲泥の差がある。
しかし、菊鉢も結構重たくて腰痛があると菊づくりにも大きな影響が生じてきて台風時の菊鉢大移動には閉口した。
『1年の計は元旦にあり、1日の計は鶏鳴にあり、1生の計は幼少にあり』
古希を過ぎてからは生かされていることに感謝し、一日一日の生活をエンジョイしながら社会への微力ながらの恩返しが出来ればと思っている。
今年も、腰痛と相談しなが9年目の菊づくりに挑戦することになる。
何事にも精一杯!!(写真は今年の代表年賀状/クリックで拡大)