3月も終わりに近づいてくると菊づくりのことはじめとなる。今年は全般的に見て冬至芽の育ちがよくないようだ。今年 も小菊盆栽からスタートとなったが小菊盆栽用の苗は、昨年の6月初めに挿し芽して7月に長筒に移植して「根」を 育てるが
寒い冬を越して10ヶ月の間に60~70cmの根が育つ。この長く伸びた根をみると強い生命力を感じパワーを 頂いている。今年の菊づくりは、小菊盆栽を中心に懸崖・大菊・福助へと展開していく予定でいる。ただ、冬至芽の育ちが悪いこと
から予定が狂ってくることも在り得る。
手始めに、小菊盆 栽を2鉢に定植し、その後、懸崖用の挿し芽を済ませる。小菊盆栽は岩付け・木付けをするが数日前に古木を拾い近くの山に行く。流木が良いのだが時間もないために手っ取り早く朽ちた古木を探しに行ったが「お気に入り」には出会えなかった。仕方ないなぁ。(写真をクリックで拡大表示)