野武士のわがままひとりごと

気ままに焦らずたゆまずのんびりと趣味を楽しんでいます
(中溝喜慶/滋賀県)

NVR養成講座(A1)

2006年01月09日 | NVR養成講座受講

 雪の残る8日、今年最初のNVR養成講座である。午前中は、「観察会の企画」についての講義である。冒頭、「ロゼット」について、説明がある。初めて聞く言葉だが大切な芽を守るのがロゼットらしい。草花は、地面すれすれに芽がでて、茎がほとんど伸びないままそこに葉が何枚も出てロゼット(バラの花のような模様)の形になるという。この葉の出方20060108_n81ns には一定の決まりがあってお互いに重なりあわないように出て放射状の奇麗な模様を作ると言うので実際に森にでてロゼットを確認する。さて、観察会の企画の説明の中で、驚いたことがあった。大人が、鶏を描いたという絵が紹介されたが「ニワトリ」が4本足とは・・・。考えられる要因は、子供の頃、「自然」の中で生活しなかった結果なのだというがちょっと首を傾げたくなる。子供の頃は、どこの家でも鶏を飼っていて世話をしていたのだか今では、鶏の鳴き声を聞くことすらなくなった「一年の計は元旦にあり、一日の計は鶏鳴にあり、一生の計は幼少にあり」という教わってきた親父の姿が思い浮かぶ。

 午後は、「里山」についの講義で、栗東自然の森の近くの里山の現状を観察に行く。池や田畑も手入れされることもなく荒れていて「昔の里山」遠くなり、という感じであった。生産性だけを考える時代から「環境保全」を考える時期に来ているという先生の言葉が何故かむなしく響くように聞こえてきた。自然を取り戻さないと人類の未来が・・・。


観察会に参加

2006年01月08日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨7日(土)、雪が舞う寒い日だったが栗東自然観察の森が開催する観察会「春の七草と冬芽」に参加する。現在、NVR200601273ns 養成講座を受講しているが、2月度に受講生による観察会が予定されているため事前に見学を兼ねての参加である。数組の家族連れで参加されている人に混じって指導員の「春の七草」についての話を聞き、その後、雪に覆われている、森で寒さに耐えながら芽吹き始めている木々の「冬芽」を観察しながら歩く。普段、余り気にも留めていないこの時期での「冬芽」であるがこの寒さの中でも確実にかわいい芽をのぞかせている。「冬芽」には、葉芽と花芽があるがじっくりと観察出来る。今日は、雪が積もっていることもあって、プーサン指導員が夕べ考えたという「雪の中にロウソクを灯してみよう」というのだ。子供の参加が多いこともあって私も童心に還って雪遊び感覚で小さな「雪ダルマ」を作って、中にロウソクを灯す。参加者がそれぞれの作品を作ってロウソクを灯していたが雪が舞う冷たい寒さを吹き飛ばしてくれた。

  今日は、七草粥と言うこともあって、最後に、参加者全員に七草粥を振舞われたが、朝食にわが家で食べた七草粥とで今年は風邪を引かずに頑張れそうな気分になり、冷えた身体を温めてもらった。「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロこれぞ春の七草」と覚えるらしい。(参考までに。キッコーマンのホームページより 春の七草粥

  


年賀状に託す

2006年01月02日 | 日記・エッセイ・コラム

 H181_2 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 私を支えてくれる人達に対して、年賀状は「今年も元気に新年を迎えることができた」ことを伝える手段として1枚の葉書に託すのだと思っている。年に一度だけの挨拶状となる人が大半を占めるが故に面白い年賀状を作成したいと思っているがなかなか難しい。今年は、戌年ということもあって、可愛がっている愛犬を主人公に仕立てて、年賀葉書という限られた紙面に表現せねばならない。通りいっぺんの年賀状では面白味がないし、自分の言葉で一言追加して「変わり者」の印象を与えることがでれば年賀状としては成功ではなかろうか。年賀状は、「元気に生活している証」となるので型破りで風変わりな方が良いと常々思っていることだ。

 確かに、毎年いただく人から年賀状が届かないとついつい心配してしまう。年賀状は、年に一度の健康状態を示すバロメータと言えそうだ。