9月4日に中原街道沿いのDIYのホーマックで買った大映の時代劇DVDの残りの月形半平太(1956年)を観終わりました。月形半平太と言えば「月さま雨が、春雨じゃ濡れて行こう」で、子供ながらに月形半平太の名前と名セリフだけは何故か知っていました。
時代は、維新前夜の文久三年(1863年)、祇園祭が近い京都が舞台です。ところで、幕末~明治維新にかけて「尊皇」や「佐幕」などのキーワードがいくつか出てきます。
「尊皇」は「勤王」と同じ意味で天皇を敬う考え方、「佐幕」は幕府を補佐する考え方で「倒幕」と対比するものです。又、「攘夷」はアメリカなどの外国を排除する考え方です。従って、「尊皇攘夷」は天皇を敬い、外国を排除する考え方になります。因みに新選組は「佐幕攘夷」の考え方です。
月形半平太(長谷川一夫)は「尊皇攘夷」派ですが開国を唱えていて同志から異端視され、裏切者として絶えず命を狙われることになる。そうした中、月形半平太を頼って京に来た青年武士の早瀬辰馬(市川雷蔵)は、月形半平太と間違えられて襲われるが、早瀬辰馬は月形半平太が同志を裏切ったとして月形半平太と対峙することになる。
ところで、京の舞妓雛菊(山本富士子)が月形半平太に言う「月さま雨が…」の名セリフは、DVDにも出てきますが意外とあっさりとした言い回しでした。何か奥深いのを感じ取らなければいけなかったのかも?
映画評価:★★★☆☆
時代は、維新前夜の文久三年(1863年)、祇園祭が近い京都が舞台です。ところで、幕末~明治維新にかけて「尊皇」や「佐幕」などのキーワードがいくつか出てきます。
「尊皇」は「勤王」と同じ意味で天皇を敬う考え方、「佐幕」は幕府を補佐する考え方で「倒幕」と対比するものです。又、「攘夷」はアメリカなどの外国を排除する考え方です。従って、「尊皇攘夷」は天皇を敬い、外国を排除する考え方になります。因みに新選組は「佐幕攘夷」の考え方です。
月形半平太(長谷川一夫)は「尊皇攘夷」派ですが開国を唱えていて同志から異端視され、裏切者として絶えず命を狙われることになる。そうした中、月形半平太を頼って京に来た青年武士の早瀬辰馬(市川雷蔵)は、月形半平太と間違えられて襲われるが、早瀬辰馬は月形半平太が同志を裏切ったとして月形半平太と対峙することになる。
ところで、京の舞妓雛菊(山本富士子)が月形半平太に言う「月さま雨が…」の名セリフは、DVDにも出てきますが意外とあっさりとした言い回しでした。何か奥深いのを感じ取らなければいけなかったのかも?
映画評価:★★★☆☆