飲んでもブログ

飲んでいる時に付けたタイトルで間違いではありません。
趣味は山登りやハイキングとDVD映画の収集です。

浜離宮恩賜庭園をぶらり

2012年07月02日 | Weblog
 特別名勝及び特別史跡が付いている都営庭園は二つあって小石川後楽園と浜離宮恩賜庭園です。小石川後楽園(特別史跡が先に付いています)は先々週行って来たので今回は徳川将軍家の庭園であった浜離宮恩賜庭園に行ってみました。
 浜離宮恩賜庭園の出入口は「中の御門」と「大手門」があって、都営大江戸線の汐留駅から一番近そうな「中の御門」から入ることにしました。

<中の御門>

 入園料は一般300円(65歳以上は150円)です。受付で携帯端末(ユビキタス・コミュニケータ)を無料で貸出していたので面白そうなので借りる事にしました。又、携帯端末の使い方は貸出時に懇切丁寧に説明して貰えます。

<UC(ユビキタス・コミュニケータ)>

 UCはスマートフォン位の大きさで見どころに着くと音(イヤフォンで聞きます)や映像で自動的に解説してくれますよ! 又、受付で浜離宮恩賜庭園のパンフレットも貰えますが、UCのコースマップの方が道順や見どころも載っていて使い勝手が良いです。尚、見どころは全部で27箇所もあります。


 UCにはGPSが搭載されているのか(?)ユビキタスガイドの順路を外れると怒られますよ!

<スタート地点の広場>

 コースマップによると野外卓広場と書いてありました(?)。道路を真っ直ぐ進んでから右の方は行くのが庭園一周コースみたいです。

<花菖蒲園>

 道路から外れた右側に花菖蒲園がありました。ご覧のように花は殆ど咲いていませんでしたが記念に一枚撮りました。



<可美真手命(うましまでのみこと)>



 見どころには載っていなかったのですが誰かと思い撮りました。饒速日命(にぎはやひのみこと)の皇子で神武天皇の東方遠征に従い、手柄を立てた軍神の銅像で、明治時代に明治天皇の銀婚式を記念して公募で造られたものらしいですよ!

<八景山から撮った御伝い橋と中島の御茶屋>

 UCに怒られながらやっと見どころの八景山に着きました。八景山と言ってもちょっとした高台なのですが、ここからの眺めは素晴らしいですよ!
 潮入の池に浮かぶ御伝い橋(おつたいばし)と右側に写っているのが中島の御茶屋(なかじまのおちゃや)です。

<内馬場跡>

 内馬場跡も見どころの一つですが何もありませんが、左側に写っている小さな柵が馬場の面影が出ています。イヤホンから聞こえる馬のひずめの音を聞くと今にも馬に乗った武士が出てきてもおかしくない場所です。暴れん坊将軍がここで馬術の稽古をしたのですかね?(関係ない!)

<新銭座鴨場(しんせんざかもば)>

 見どころの一つの新銭座鴨場に着きました。池の近くに鴨などの水鳥の様子がわかる小さな窓が付いた建物(小覗(このぞき)と言うみたいです)がありました。

<確かに池に面したところに小覗が>




<小さな窓から覗いて観ました>

 すいません、覗きが好きなもんですから?

<暑いので池に入るの?>

 何の木だか分かりませんが暑いのでこれから潮入の池に入るのですかね?

<汐留水門>

 ここも見どころの一つで、汐留川に通ずる水門みたいです。

<富士見山(ふじみやま)に登ってみました>






 
 見どころの一つの富士見山に登ってみました。当然、富士山は見えないので反対側の潮入の池を撮りました。手前の紫陽花が素晴らしかったので下山して中島の御茶屋をバックに撮りました(つでにアップも)。
 ところで潮入の池の由来は、海水を引き入れて、潮の干満によって池の趣を変えることからきているみたいですよ。

<中島の御茶屋に通じる御伝い橋>



 御伝い橋は、潮入の池の岸から中島(御茶屋がある所)と小の宇島を結んでいて総延長は100m以上はありますよ!

<中島の御茶屋>

 御茶屋は江戸時代の大名庭園等に設けられた園遊接待の施設ですが、現在の施設は昭和58年(1983)に再建されたものです。
 中島の御茶屋も見どころの一つで「冷抹茶をはじめました」と案内が出ていたのですが混んでいたので入るのは諦めました。

<中島の御茶屋を超えると見事な藤棚が>

 中島の御茶屋を超えると御伝い橋にご覧のような藤棚があります。藤の季節ではありませんが咲いていたらさぞかし見事でしょうね!この先に小の宇島があります。

<小の宇島の藤棚をアップ>

  

 藤棚を撮っていたら足元で小魚(ハゼ?)が騒いでいたので撮ってみました。

<鷹の御茶屋跡>

 御伝い橋を渡ると鷹の御茶屋跡があります。丁度、売店があったので目の前の藤棚を眺めながら冷たいビールを飲んで喉を潤いました。写真の右側に写っているのが売店です。
 又、池のほとりには三つの御茶屋跡(燕の御茶屋跡、鷹の御茶屋跡、海手の御茶屋跡)があるらしいのですが今の所ここしか分かりません。
 
<藤棚の前にあった見事な松>


<鷹の御茶屋跡から撮った中島の御茶屋>

 別の角度から眺める中島の御茶屋も中々見事ですね! 休憩してから次の見どころ(松の御茶屋)を目指します。

<松の御茶屋>



 松の御茶屋も見どころの一つで再建されたようですが中へは入れませでした。順路の向かい側に見事な紫陽花が咲いていたのでついでに撮ってみました。

<海手の御茶屋跡>

 三つの御茶屋跡の二つ目を見つけました。ここも見どころの一つにはなっていますが…

<樋の口山におもしろ松が!>



 横堀水門に向かう途中の樋の口山におもしろ松が生えていましたので撮ってみました。寝松と穴松とでも命名しておきましょうか?
 
<横堀水門>

 横堀水門は見どころではないのですが、昔は東京湾に直結していたのでしょうね?

<横堀水門の内側にもおもしろい松が>

 こちらは酔松と勝手に命名しました!?

<将軍御上がり場>

 ここも見どころの一つで将軍専用の船着き場だったみたいです。上がり場を上がり湯と間違えてお風呂でもあるのかなと思っていました(トホホ)。

<アメリカデイゴ>



 水上バス発着場の近くに大木(アメリカデイゴ)があったので撮ってみました。人と比べると確かに大きですね!

<虫の音(庚申堂跡)>



 アメリカデイゴを見た後、見どころの一つになっている庚申堂跡に行ってみましたが鬱蒼とした場所で何もありませんでした。只、この辺りはいろんな虫の音が聞こえるらしのですが…
 代わりに珍しい色の紫陽花が咲いていたので撮ってみました。 

<旧稲生神社(いなぶじんじゃ)>

 案内版にも旧稲生神社は誰が何の目的で何時建てられたのか記されていませんが、江戸時代の後期の建物と推定されると書いてありました。その後、何回か大改修が行われ現在に至っているようです。

<お花畑にリュウゼツランが!>



 人の大きさと比べると5~6mはありそうなリュウゼツランです。2本のリュウゼツランの花穂が伸び、もう直ぐ開花するみたいです。リュウゼツランはひと株から数十年かけて開花するので開花したらテレビ等で取り上げられるでしょうね!

<三百年の松>

 六代将軍家宣が庭園を大改修したとき、その偉業をたたえて植えられた松らしいです。当然、見どころの一つになっています。

<三百年の松の前で大道芸を遣っていました>


<大手門>

 中の御門で借用したUC(ユビキタス・コミュニケータ)は大手門で返却します(ありがとう御座いました)。尚、借りた時に提出した個人情報(名前や住所等)は廃棄すると書いてありました。


 大手門の立て看板には確かに特別名勝が先で特別名勝・特別史跡と記されていました。

<築地市場へ>

 大手門を出てから築地市場へ向かいました。築地市場近くなると一般の人が市場に入って行くのでこれは何かあると思って後について行きました。どうやら市場内にある寿司屋さん目当てみたいでしたが、どこも満席でお客さんが並んでいて入ることは諦めました。

<魚河岸水神社>

 魚河岸水神社にお参りしてお店を探したのですがどこも人が並んでいてお参りの効果はありませんでした。結局、築地市場の外のお店(築地虎杖)で食べることにしました。 

<築地虎杖の外観>

美味しそうなメニューが載っていてお酒も飲めそうなので入ってみました。飲みながら食べ物は考えることにしました。

<元祖・海鮮ひつまぶし>

 どうやら、元祖・海鮮ひつまぶしは三段階に分けて食べるみたいです。一膳目はそのまま海鮮丼として食べ、二膳目はウニと薬味混ぜウニご飯として食べ、そして三膳目は出汁をかけてお茶漬けとして食べると美味しいと言われました。
 海鮮ひつまぶしを食べる前に刺身の盛合せでお酒を飲んでいたので味の方は良く分かりませんでした(すいません)。

 浜離宮恩賜庭園は特別名勝と指定されているだけあってなかなか見応えがありました。又、UC(ユビキタス・コミュニケータ)を無料で貸出て貰えるのも大変有りがたかったのですが、借りている人は殆ど見かけませんでした。今度は、梅や藤の咲く時期に来てみようと思っています。
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