遊 悠 素 敵

なんて事ない日々を、野の花や野菜の花とともに綴っています。

姑(ハハ) と母 ≪コムラサキ≫

2011-09-13 14:04:33 | 📓日記

台風後、駄目になったかと思ってたら、

姑(ハハ) は、我家とスープの冷めない距離に一人で暮らしています。
舅(チチ)が亡くなったとき、同居と言う話は出ませんでした。
確か、77歳。まだまだ元気でした。
後で聞いた話では、同居して狭い離れに追いやられるのも、
仏様を任せることも出来ない。と、言うことだった様です。

姑(ハハ) は息子(私にとっては義弟)が帰ってくるから、といって、義妹を手伝いに呼び、
病院への送り迎えも 義妹に頼んで、つごうがつかないと怒って、
予備軍の私に指令が来ました。

気ままな一人のほうが良かったのかもしれません。
ソラジは、1日1度は様子を見に行っていましたし、(呼びつけられていた?)
何の心配も無く、ここまで来ました。

犬の散歩が、
お墓の手入れが、
と愚痴られる都度、代行してきましたが、
段々、食事の仕度が面倒と愚痴ることが増え、義妹が惣菜を差し入れたり、
買い物を頼まれたり、が、頻繁になってきて、
差し入れの惣菜も、食べたくない・美味しくない。でしたが、
ディサービスの昼食は、文句も言わずに召し上がってるようです。
今年、90歳の誕生日を迎えられました。


≪ルリマツリ≫大きな株になってるのに、花はこれだけ、

舅(チチ)が亡くなった時、「アンタとこのお母さんは、一人が慣れてるから良いけど」って、評された母。
確かに、自分の意思で父と別れて私たちが巣立った後、祖母も亡くなり
ずっと一人暮らしです。
弟は年に2度、私も2・3度帰るのがやっと、
そして、毎週1度の電話だけです。
以前はソラジさんに悪いなどと遠慮してたのですが、私も年に1度帰れば良いか、と思ってました。
最近は、ただただ喜んで迎えてくれます。

「これ買うてもおたんで楽やよ」と、シルバーカーを押して病院通いして、
「給食の弁当なんか、美味しくないもの。」と、
1週間分の食料を入念に選んで生協へ注文して、自炊しています。

時々、ご近所さんが届けてくださる惣菜を「こんなちょっとだけ、」と、陰口を言ってましたが、
昔の人は大盤振る舞いです。「無駄の無いように、一人分にしてくださってるのよ」
に、ようやく納得してきたこの頃です。と言うか、ようやく食が細くなってきたのかしら、
こちら、2歳お若い、88歳です。

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