小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原駅前に半世紀以上に渡りそびえ立っていた箱根登山ベルジュは、年明けからの本格的な解体工事によりまもなく建物が姿を消す。7月第一週目の箱根登山ベルジュ解体工事現場の様子を撮影した。 7月4日時点の箱根登山ベルジュ解体工事現場。建物を取り囲むパネルもずいぶんと低くなった。パネルに覆われて半年以上が経過して、建物の詳細な記憶も少しずつ無くなりつつある。ペデストリアンデッキから解体工事現場を撮影。作業をする重機の姿も地上からはっきりと見えるようになってきた。現在は2階部分北側壁面の解体を行っているようだ。ラスカ6階から解体工事現場を撮影。かつて売り場だったフロア部分には捻じ曲がった鉄筋とコンクリートガラで埋め尽くされている。重機が乗っているのは2階部分の床面のようで、その床面にも穴が開けられていた。箱根登山ベルジュが建物としての形があるのは残り僅かになってきた。長年、圧倒的な存在感だった箱根登山ベルジュが無くなりラスカから見えるのは、雑然とした街並みの風景に変わった。50年後100年後にこの場所から見える小田原の街並みはどのように変わっていることだろう。

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