小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



毎年7月に山梨県富士吉田市で開催される富士登山競走に出場している。今年で5回目の挑戦だが、未だに山頂に設けられたゴールまでたどり着けたことがない。今年こそはと昨年から1年間トレーニングを続け、大会当日を迎えた。午前3時半に小田原を出発して午前5時15分に駐車場として開放されている下吉田第二小学校に到着した。今回も箱根から国道139号経由で富士吉田市へ。途中コンビニで休憩したので正味1時間半ほど。快晴であればグラウンドの向こうに富士山が見えるはずだが生憎の曇り空。下吉田第二小学校からマイクロバスで富士吉田市役所へ。スタート1時間前でそろそろ選手も集まり始めていた。とりあえず荷物を預けてストレッチとウォーミングアップ。午前7時、号砲とともに富士登山競走スタート。コースは富士吉田市役所前から富士山頂までの21km。今年の目標は5合目を2時間10分以内に通過し、8合目の関門タイムである4時間をクリアし、時間オーバーでも良いので富士山頂のゴールまでたどり着くこと。前日あまり仮眠が取れなかったので体調はいまひとつだがまずは最初の関門である5合目を目指す。午前8時4分、舗装路部分の最終地点である馬返し通過。過去4回の挑戦ではこの馬返しまでノンストップで走りきることが出来なかったが、今年は馬返し手前の一番きつい2キロほどの区間も足が止まらずにどうにか走れた。湿度が高めで蒸し暑かったが、風のあたる道路端を走ったりと冷静に対応することが出来た。馬返しから5合目までの区間は土の登山道が続く。この区間は週末のトレーニングで登っている箱根の山々に似ているのでそれほど苦に感じない。とにかく足をつらせないように心がけて集団と一緒のペースで黙々と登っていく。馬返し通過後、集団に遅れることなく関門のある5合目手前まで。昨年は5合目手前で一度足がつってしまい時間をロスしたが、今年はまだ筋力に余裕がある。午前9時7分、最初の関門である5合目を昨年よりも10分早いタイムで通過。完走ボーダーラインのスタートから2時間10分を3分ほど上回っている。過去4度の挑戦では一度も2時間10分を切れたことが無いので個人的にはかなり良いタイム。5合目に設けられた給水所で水分と糖分を補給していよいよ本格的な富士登山が始まる。【後編につづく】


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