小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



10月12日、小田原は朝からどんよりとした曇り空。時折小雨がぱらついたが昼時は雨が降らなかったので軽くポタリングがてら昼食に出かけた。午後1時過ぎに自転車で風祭へ。雲が垂れこめて箱根方面はかすんで見える。気温は20度ちょっとで涼しい。昼食に訪れたのはかまぼこの里にある千世倭樓。重厚な書院造り建物で、母屋のほかに併設している離れや土蔵内に4つの店がある。今回はそばと板わさ 美藏へ。美藏は千世倭樓の母屋東側の土蔵部分が店舗になっていて、店内は漆塗りの落ち着いた雰囲気。蕎麦のメニューは880円からで少し高めな蕎麦店といったメニュー構成。せっかくなので奮発して2530円の美藏そば御膳を注文。美藏そば御膳は蕎麦と蒲鉾入りかき揚げと海鮮山かけ丼と鈴廣の蒲鉾の小鉢のセット。蕎麦は温か冷、丼は海鮮山かけ丼かしらす丼を選択出来る。蒲鉾入りかき揚げは初めて食べたが、蒲鉾が具材と知らないとイカか貝柱なのかと勘違いしそうな不思議な食感で面白い。蕎麦は出汁の風味が上品でとても美味い蕎麦だった。昼食を済ませ帰りにお堀端沿いへ。桜並木はだいぶ落葉していて残っている葉は日に日に少なくなっていく。お堀端の風景も段々と晩秋に向けて移り変わりつつある。午後5時過ぎ、気分転換にと小田原駅周辺を軽く散歩。夕暮れどきになると小田原駅上空にはカラスが集まって鳴き声が賑やか。明日は久しぶりに関内に出かけるので、昼は中華街でランチを楽しみたい。

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