<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

即興詩 「平凡すぎるかなあ?」

2022年09月07日 12時54分44秒 | Weblog

即興詩 「平凡すぎるかなあ?」

 

便秘薬を8錠飲んだ。規定の半分だけ。夜寝るときに。

お腹がグジグジ言い出してきたのは、次の朝の8時だった。

10時になって、万事終了した。

 

お爺さんがにこにこした。にこにこしてそこらを跳ね回った。

お婆さんが「そんなことがそんなに嬉しいんですか?」と聞いた。

お爺さんは「そうだ」と答えた。

 

まあ、たいしたことじゃないんだけど、そんなことがそんなに嬉しかったのである。

 

平凡すぎるかなあ? 平凡すぎるかなあ?

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即興詩 「野原の会話」

2022年09月07日 12時45分03秒 | Weblog

即興詩 「野原の会話」

 

どんな暮らしだってあるよ

うん

石竜子(とかげ)と鼬(いたち)の会話だ

どんな暮らしだっていいんだよね

うん

どんな暮らしにもいいところがあるんだよ

うん

 

鼬がうんとしか言わなかったが

野原のふたりの会話はそれで成り立っていた

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即興詩 「森の感想」

2022年09月07日 12時27分39秒 | Weblog

即興詩 「森の感想」

 

森に/樫の団栗が/落ちて/転がっていた

栗鼠が/それを拾った

樫の木が/「頼んだよ」と言って/頭を下げた

栗鼠が/「了解」と答えて/尻尾を揺すった

 

森は/いいところだった/実にいいところだった

風が/空に/住んでいた森の感想を述べた

 

 

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即興詩 「結論」

2022年09月07日 12時13分23秒 | Weblog

即興詩 「結論」

 

いいんだよ/いいんだよ/と片方が片方を

慰めた

妻と夫を取り巻いていた時間が/やがてそこを

静かに/去って行った

世の中には/どうしようもないことだって

起きる

起きていいんだ/起きたら

それを受け止めたらいいんだ

そんな結論に達した

オニヤンマが来て/ふたりの上空を/二度三度

飛び回った

夕暮れが訪れた

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即興詩 「美しい目」

2022年09月07日 12時08分54秒 | Weblog

即興詩 「美しい目」

 

目が/目を/見ている

美しい目を/見ている

目は/いよいよ美しくなった

いよいよ美しくなった目を/目が

口を固く閉じて/見つめていた

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即興詩 「抱擁」

2022年09月07日 11時56分19秒 | Weblog

即興詩 「抱擁」

 

手を握るための手がある/しばらくその手を見ていたが/勇気を出した/おそるおそる手を伸ばした/

 

手が/相手の手に触れた/相手の手が/手を握った/手と手が/一つになった

 

どちらからともなく/あたたかい体温が伝わって来た/電流が走った/電流が/体の奥の奥まで/芯の芯まで/突き抜けて行った

 

ふたりは/抱擁をした/もう泣かないでもいいと/ふたりともそう思った

 

キツネノカミソリの花の/群落が/谷川の両岸の/藪に広がっていた/夕日が/さささささっと落ちた

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即興詩 「泣いた幼女」

2022年09月07日 11時44分28秒 | Weblog

即興詩 「泣いた幼女」

 

怒られた幼女が/ぺこんとお辞儀して/「ごめんなさい」を/言って謝った。

 

目に悔し涙が出ていた/つるつるると/涙が落ちていった/あとからあとから

 

おばば様が/「はい、これでおしまい」/「もう泣かなくていいのよ」/と言って/震えている幼女の肩に/手を置いた

 

黙っていられなくなった夕日が/すすっとあらわれて来て/大きい影と小さい影の/ふたりを照らした

 

影は/彼岸花の咲いている小径を/ほんのり明るい小径を/静かに/大川の橋を越えて/帰って行った

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書いてもらえるような詩を書けたらいいなあ。

2022年09月07日 11時38分42秒 | Weblog

前に、書道の大家が、わたしの書いた詩を、数点、展覧会に書いて下さったことがあった。お頼みしたわけではなかった。見てきましたよと言って、わたしにそれを知らせて下さった方があった。で、見に行ったことがあった。

 

さすがさすがに仕上がっていた。

 

書いてもらえるような詩を、これからも書けたらいいなあ。

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こういう生き方もある。

2022年09月07日 11時35分26秒 | Weblog

赤トンボが飛んでいる。すういすういと飛んでいる。

 

ふわりふわり軽々と飛んでいる。

 

こういう生き方もある。

 

秋の空が一面、鰯雲の鰯を泳がせている。

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いいニュースだなあ。

2022年09月07日 11時15分53秒 | Weblog

ヤクルトの4番村上宗隆選手52号ホームランを放つ。大偉業だ。

 

いいニュースだなあ。明るいニュースだなあ。さわやかなニュースだなあ。

 

ウクライナ侵略戦争、金せびり脅し宗教問題、国葬問題、オリンピック詐欺問題、などなど暗いニュースばかりでうんざりしているところへ、このニュース。世の中をぱっと明るくするニュース。

 

スポーツ音痴の田舎のお爺さんまで興奮させている。

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