大塚文彦先生はわたしの高校一年生の時の現代文の先生です。
わたしがこのブログに先生のことを書いたら、ご子息様とお孫さま方が、有り難いことに、このブログに辿り着いて頂いて、お読み頂いたようです。
不思議なご縁に預かりました。おそらく大塚文彦先生のお引き合わせによるものでしょうね。お引き合わせを喜んでいます。
コメントを忝く致しました。コメントによると先生は退職された後、奈良のご子息様のところへ行かれて、晩年をお過ごしになられたようです。
高校一年生は15歳~16歳。わたしは現在77歳です。ですから、もう60数年の歳月が流れています。先生がご存命なら、たぶんもう100歳を越えられているかも知れません。
でも、でも、わたしは先生のことを思い浮かべるだけでまた高校一年生に戻れます。そこで先生の授業を受けられます。
なぜ、わたしが先生をそこまでお慕いしているか。答えは簡単です。わたしが先生を好きだったからです。いえいえ、演歌に出て来る初恋の人なんかではありません。先生がわたしを可愛がって頂いたからです。
わたしは先生によって文学の道に誘われました。あれからのわたしの60年が、先生によって決定されていたと言うことになります。御礼を申し上げるしかありません。