<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

自他の合一

2015年07月29日 14時26分40秒 | Weblog

春雨にぬれつつ屋根の手毬(てまり)かな   与謝蕪村

手毬をついていたのはこどもたち。こどもたちの声が聞こえなくなった。おやおや春雨になっている。外へ出てみると屋根の雨樋(あまとい)には手毬がころがっていて、静かに降る雨に濡れている。蕪村は絵描きさんでもある。じっと見る対象に浸りながら、ことばでも絵を描くことができた。描いたらどうなるか。自他が合一したのである。この句で言えば、蕪村が春雨に濡れる手毬になっていたのである。

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