野茂 日米通算２００勝達成

野茂が今日のブルワーズ戦で日米通算２００勝を達成しました。
NHK BSのハイライトを見ましたが、今日のピッチングは全盛期のような力強いフォームで、７回を投げて２失点と素晴らしいピッチングでした。コンディションさえ整えれば、まだまだこのようなピッチングができると言うことを証明してくれました。

近鉄バファローズのエースとして５年間活躍した実績を引き下げて、１０年前の１９９５年にドジャースに入団しましたが、当時は日本での実績を全く評価されず、マイナーからのスタートでした。そんな状況でも文句ひとつ言わずに力でメジャーの座を勝ち取りました。そして、１年目にオールスターに出場して新人王まで取って、日本の野球のレベルの高さを証明して見せたのです。
ノーヒットノーランも２回達成しており、アメリカンリーグとナショナルリーグの両リーグでノーヒットノーランを達成した選手はメジャーでも野茂を含めて４人しかいないと言うことです。
野茂の残してきた功績は、日本球界にとって本当に大きなものです。

最近は球威も衰えて、ストレートも１３０キロ台で、コーナーを突くピッチングで何とか勝つという試合が目立ちましたが、今日のようなピッチングが出来れば、まだまだ現役でやれるでしょう。本人も言ってましたが、１年でも長く現役を続けて欲しいです。